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2013年3月

先輩からの

大師匠のネタとは相性悪いという仮定。

カラッとしてない。

ウェットな人間には無理。

前座にあれこれ言うたび、うちの師匠が

「鬼軍曹」だの「いじめるな」だの言うのも

なんかこう、損してるなあ自分と思ったけど

そういう人間性によるものでもあるんなら

ホントに損してるのかもしれないし。

自分に圧し掛かるストレスは笑ってやり過ごせというなら

不条理に耐えるのが修業だって言葉に合点がいく。

言われてヘラヘラしてる時もあるけどこれで結構繊細です。

 

足りないものを補うのが稽古なんだろうけど

スポンサーのバックアップありきの芸術家でもあるまいし

商売との両立という現実に勝てる程の基礎体力も無いから

そうも言ってられない。理想なんて絵空事でしかない。

道楽師匠にメールで

「お前は足りないものを考えるより足りてるものを考えろ、

その方が足りないものも分かる」

と言われた。

視界結構暗いと思ってたけど

灯台もあるような気分になった。

全楽師匠に先日カラオケ連れてって頂いた時に

「落語家って生き様に身を置いてる、置けるってことが

素人との一番の違いなんだ」

って言われた。

酷い荒海だなあとため息ついてたけど

自分よりずっと先を航海してる船を見る思いがした。

身の丈に合ったこと、自分の出来る事しか出来ないし

それでいいし、多分何だっていいんだと思う。

何だっていいんだと思えるようになった頃に

もう一回大師匠のネタに手を出そうかな。

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一段落

珍しく、今月は休みが少ない。

有難いことこの上ないけど流石にちょっと疲れ気味。

花粉症もしっかり享受する日々。

ブログの更新はおろか、仕事以外の身の回りの事、

主に家事が総崩れの状態。

ブログ更新する余裕もないまま月末。

ここ最近を駆け足で振り返っておきます。

 

3月12日は四派競演、六本木の惣々亭。

萬橘兄卒業&橘也入学。

私は『粗忽の使者』兄さん『寄合酒』

至近距離のライブ楽しい。

打ち上げで「アレグラ」って薬を薦められたので先日購入。

花粉症への対抗策が強化された。

 

3月15日は両国寄席楽日。

萬橘兄の披露目、若手真打の師匠方総出演。

番頭気取りの私は楽屋で蠢いてた。

遊馬師匠が打ち上げで独壇場だったためか

上楽兄が幾分おとなしかったけど

二次会は同盟を結成して楽生兄が大変だったらしい。

なんとなく想像はつく。

 

3月16日は両国エンチョウ寄席。

企画が決まらないまま客前で企画会議する企画。

わけがわからんけど要するにただのフリートーク。

第三者の意見も聴いた結果、

エンチョウ寄席ワークショップ企画は行ける気がする。

まずは手に人形つけてみましょうや。

 

3月17日は沼津で年に二度の独演会。

大入り満員とはいかなかったのが悔しい。

袴の装着が思ったほど時間かからなかったため

愛坊にそこまで苦戦させる必要もなかった。

その辺の反省は次回に活かそう。

打ち上げで飲んだ〆張鶴がひたすら美味しかった。

危うく師匠にお土産に貰った分まで飲みそうになった。

母親に「あんたろくな恋愛してないね」って言われたのを

泥酔した状況でもはっきり聴いた。ほっといてくれよ。

 

3月19日は銀座のバー「まじかな」にて「第一回まじかな落語会」

全楽師のお供。

私はまたも『粗忽の使者』、師匠は新作を。

やけに美女揃いの一角があるから

ソワソワしながら喋ってたんだけど

あとで聴いたらミュージカルをやってる皆様だった。

お役者様の前で落語やってたとは、恥ずかしい。

今度はこちらが舞台拝見しに行きます。

もちろんこの日も朝まで師匠のお供。

まじかな落語会は今後も続いていくと思います。

とてもアットホームな空間で、演者も楽しくやれる良い場所です。

次回が決まったら告知します。

 

3月21日は池之端しのぶ亭で萬橘兄の披露目。

席亭好楽師、六代目円楽師が次の仕事に行くため

最初に口上、だったんだけど

一門会会長鳳楽師が間に合わなかった。

それにしても鳳楽・好楽・圓橘・円楽の円楽党幹部、

小圓朝兄、ゲストに頼光兄さんって豪華だなあ。

大きなホール埋められる面子に囲まれて、

萬橘兄さんの『寄合酒』でお開き。

打ち上げで飲み過ぎてふらついて何かに頭ぶつけたんだけど

それが数日後痛くなってきた。今も少し。

 

3月22日は万世橋のJR神田万世橋ビルにて

大人の休日倶楽部会員限定イベント、

「三遊亭圓橘が贈る春の落語会」

応募人数がかなり多かったようで2回公演。

師匠は『雁風呂』と『百年目』

前日、師匠と百年目について話したら

ちょっとやってみようという気になったらしい。

オラ別に催促したわけじゃねえだよ。

でも師匠は百年目やるのしんどいみたい。

直前までやるかやらないか迷ってたけどやってた。

良かった。久しぶりに聴いた。

師匠はぐったりしてた。

 

3月23日は中之条にて「なかんじょ寄席」

竜楽師のお供。

芸協の夏丸兄さんの地元。

竜楽師は『短命』夏丸兄さん『稲川』

うちの師匠以外の稲川を聴く事があまりないので

とても新鮮だった。

私は『両泥』を。

竜楽師に何やるか聴かれて「両泥を」と答えたら

「それ受けるのか?」と。

「受けます」ってつい即答しちゃったため後に引けず。

頑張った。師匠に褒められた。ホッとした。

大喜利は、あれはほら、遊びだから。設定だから。

中之条の皆様に僕の人格を疑われてないか心配。

翌日が早出のためほとんど飲めず。

中之条の皆様、次に行く時は翌日の予定空けときます。

 

3月24日は気仙沼へ。

「ココロ寄席」という被災地応援企画。

菊志ん師匠とご一緒させて頂いた。

噺をいじるより、演技の面白さで高座を組み立ててく

菊志ん師匠の高座をじっくり勉強出来た。

出先におけるiPhoneの有意義な使用法も勉強出来た。

「(3・11の後)4,5月くらいまで、どう生きていけばいいかわかんなかった」

「最近はようやく笑ったりできるのよね」

と明るく話す女性。

大船渡線が堤防代わりになって助かったと

しみじみ話すご老人。

仮設住宅で落語やらせて頂いたんだけど、

要するに人んち上り込んでるわけで。

よそもんがいきなり押しかけてくるのって、

いい気分じゃないと思うんです。

落語家でそれやれるのはシャモジ装備したあの人だけですよ。

でも皆さん、笑顔で「遠くまで大変だったでしょう」と

仰って下さった。

こういうダイレクトに被災した地域に伺うのは初めて。

いつも通りの高座を勤めさせて頂きました。

よく笑って下さいました。

こっちが気持ち救われてどうすんだ、と。

お邪魔して失礼しました。本当に、有難うございました。

帰りは一ノ関から新幹線。その前に夕食をと

焼肉・冷麺のヤマト行ったら冷麺祭りで

超満員だった。

二転三転して蕎麦になった。

新幹線の中で菊志ん師匠が

「お腹が冷麺の気分になったんだけどなあ…」と

呟いてた。自分もそうでした。

冷麺は次回に持越し。

気仙沼から一ノ関まで車で送って頂いたんだけど

車内でホヤの話題が出た。

新幹線車内、売り子さんがワゴン押してやってきた。

ホヤがあった。師匠に買って頂いた。

師匠、ホヤとビールで旅気分満喫できました。

ご馳走様でした。

 

月末は圓橘の会、浅草の余一会がありますので

そちらも宜しくお願い致します。

私はしばらく休養します。まずは家の中何とかしないと…。

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明日の告知

明日3月19日は銀座で落語やります。

「まじかな落語会」

19:30開演

出演:三遊亭全楽、三遊亭橘也

料金:2000円

場所:中央区銀座7-3-13ニューギンザビル2階(下の地図参照)

お彼岸ですのでお時間無いという方も多いかと存じますが

宜しければ是非お運び下さいませ。

 

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垂れ流してます

花粉でボロボロの顔回り。

目が痒い鼻水とまらない声がひどい。

兄さんの披露目はまたゆっくり振り返りたいと思います。

去年の3月11日は地元、沼津で独演会やってました。

噺の最中に場内放送で黙祷。

あれからもう1年、あの時から2年。

やれ疲れたのしんどいの眠いの鼻が出るのと

日々妄言と鼻水垂れ流しながら

生きております。

大それた志も、崇高な理念も持たずに

だらしない人生を送るだけの人間ですけど

日常の出来事で何か触発される、

そういうきっかけはいくつもありまして。

兄弟子の披露目に刺激を受けたのもその一つ。

披露目前と後で変わった考えもあります。

まだ人には言えないけどいつか師匠には言うつもり。

社会における役割なんてのは考えた事も無いけど

自分のした事、したい事が他の誰かのきっかけになったら

それは無上の喜びです。

それが欲しくてこういう生き方をしてるのかもね。

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