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2013年2月

3月の予定

まだまだ寒い日が続きますが告知を。

春よ来いと願う日々です。花粉はノーサンキューです。

猫がさかってるのはうるさいけど何か許せます。

 

●3月両国寄席の出番は

3月1日、3月13日の二回です。どちらもサラ口です。

3月両国寄席は1~10日まで、

「きつつき改メ四代目三遊亭萬橘真打昇進襲名披露」

です。タイトル長い。

「萬橘さんを聴きに来た」「萬橘の関係者です」

「満喫で仮眠とってきた」

など、受付で「まんきつ」を含む文字列を口にすると

兄弟子より記念グッズを進呈致しますので是非ご利用ください。

日替わり特別ゲストの皆様も参戦予定です。

両国寄席は17:30開場、18:00開演です。

 

●3月12日 火曜日

「六本木寄席“惣々亭”」

於・So's惣BAR(港区六本木7-4-8 TKGビル203室)

20:00~21:00 (毎月第2火曜日開催)

出演:三遊亭萬橘、三遊亭橘也

料金:3500円(飲み放題、食事別)

お問合せ:03-3408-6837

四派順演、二ッ目の会です。

円楽党からは長らくきつつき兄が出演してましたが

昇進に伴い、後任が不肖わたくしめになりました。

お客様の無念が伝わって参りますがご勘弁を。

で、今回は兄さんの卒業式、私の入学式です。

恐ろしい事にこの落語会、今までネタがかぶってないらしい。

いや、自分そのジンクス守れないよ…

 

●3月19日 火曜日

「まじかな落語会」

於・まじかな(中央区銀座7-3-13 ニューギンザビル1号館2F)

19:30~20:30 

出演:三遊亭全楽、三遊亭橘也 

チャージ:2000円 

お問合せ03-3573-5300(まじかな) 

ギロッポンに続いてザギン、ヒュー♪シャレオツぅー♪

男のくせに語尾に♪つけるとかけしからん、と

常日頃思ってる古風な僕です。顔文字や絵文字も使いません。

全楽師匠のお写真を撮ってらっしゃるカメラマンさんのバーで

ちょいと落語を一席聴いて、一杯いかがですかという会です。

翌日は3月20日春分の日、旗日ですので

休日前、お仕事帰りにどうぞお運び下さいませ。

 

●3月21日 木曜日

「三遊亭萬橘真打昇進襲名披露興行(タイトル未定)」

於・池之端しのぶ亭

詳細が分かりましたらまた告知します。

好楽師宅兼寄席であるところの池之端しのぶ亭で

披露興行があります。

私は21日に出ます。

 

●3月30日 土曜日

「第308回 圓橘の会

きつつき改メ四代目三遊亭萬橘真打昇進襲名披露」

於・深川東京モダン館

14:30開場 15:00開演

出演:三遊亭圓橘、三遊亭小圓朝、三遊亭萬橘、三遊亭橘也

料金:前売2500円、当日売3000円

ご予約(ご来場予定の方は必ずご予約下さい)・お問合せ

TEL:03-5639-1776 

またはモダン館のサイトからメールにて→コチラ

圓橘の会も3月は新真打のお披露目です。

一門勢揃いでお届け致します。

料金がいつもと異なりますのでご注意ください。

また、席に限りがございますので必ずご予約下さいませ。

 

●3月31日 日曜日

「浅草演芸ホール余一会 五代目円楽一門会」

昼の部:真打昇進披露

夜の部:一門精鋭会

於・浅草演芸ホール

昼の部11:30~16:30 夜の部17:00~21:00

出演
 昼の部 主任:きつつき改メ四代目三遊亭萬橘
     楽市、圓橘、円楽、小円楽、喜八楽、五九楽、竜楽、全楽、
     楽生、兼好、橘也、楽大、鯛好、天香、ニックス
     真打昇進披露口上あり

 夜の部 主任:三遊亭鳳楽
     好楽、楽之介、楽麻呂、道楽、好太郎、楽松、愛楽、
     鳳志、王楽、好の助、好吉、瞳ナナ、母心

料金:大人3000円、学生2500円、小人1500円(昼夜入替制)

お問合せ:03-3841-6545

浅草の余一会に円楽党大集合の巻、です。

昼席は新真打のお披露目、夜席は一門会会長・鳳楽師を中心に。

この余一会を見れば円楽党の事が大体わかる、かもしれない。

年度末のお忙しい時期とは思いますがどうぞお運び下さいませ。

チケットお求めの方はまだまだ受け付けております。

頑張って売っております。手持ちの分は掃けました。

まだ追加できますのでお気軽にどうぞ。

 

3月は兄弟子関連のお仕事が多いですね。

是非皆様のお力で、新真打を盛り立てて頂きますよう、

私からも心よりお願い申し上げる次第です。

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兄さんの事を思う。

2月23日、晴れ。

同門の兄弟子、きつつき兄改メ四代目萬橘師の

真打昇進襲名披露パーティー。

ブログに何か書こうと思ったんだけど

写真の一枚も無い。

よくよく考えてみたら

真打昇進の頻発する円楽党所属なのに

先輩方のパーティーをじっくり観た事が無い。

楽屋番、受付、案内役等…。

今回は兄さんから番頭やってくれと。

あちこち動き回ってたらパーティーが終わってた。

余興が面白かった、祝辞が感動的だった、

二次会でなかなか師匠が帰らなかった、

途中で帰るって言ってたくせに

ウィスキーがぶがぶ飲んでた、

楽京兄さんが平常運転の色キチガイだった、

鳳笑に怒られた、

などなどの風聞は耳に入るけど

自分の目と耳で確認してないんですよ。

詳しい事は他の人のブログをどうぞ。

王楽兄さんのブログおすすめです。

 

一門会会長、鳳楽師が楽屋で

「良い披露目だったよ」と仰ってた。

師匠方みんな楽しそうだった。

うちの師匠もおかみさんも喜んでた。

それはちゃんと見た。聴いた。

兄さんが今まで頑張ってきた証。

昇進の節目で現れるのは

それまでの行いの全て。

昇進決まったからって急にいい子ちゃんしても

そんなもの通じないしむしろ逆効果。

 

「四代目萬橘襲名」「名跡を継いだ」

という見出しがついて回るんだと思う。これからも。

でも名跡を継いだから凄いね、大したもんだねじゃなくて

それにふさわしい人だから継いだだけ。

名前とかそういうのは後からついてくるものだと思います。

 

入門してからずっと、入門する前からずっと

お世話になってきた兄さん。

入門志願者だった私の為に

「これ聴いといた方が入ってから楽だから」

と、出囃子を録音したテープを送ってくれた。

師匠から入門の許可が下りる気配もなかった当時、

背中を押してくれた。

師匠宅で面談が許された日、

普段着で来た自分を見て

「お前スーツで来いよ!!」と

自分のスーツを僕に着せて

兄さんは僕の服を着てくれた。

東京駅のトイレにて衣装チェンジしたっけ。

入門してからは、毎日一緒に師匠宅に通ってくれた。

初めての稽古をひかえ、

三遍稽古のコツをあらかじめ教えてくれた。

圓橘門下は今時三遍稽古を最初にやるんです。

随分怒られた。めちゃくちゃ助けてもらった。

兄さんがいなかったら自分は多分もうこの世界に居ない。

一緒に前座ってのは、相当な負担だったんだと思う。

どうしようもないポンコツだった自分が突然来て

その全ての責任を負う事になった兄さん。

自分の事で手一杯だったはずなのに。

僕がしくじるたび、兄さんが怒りと悲しみに満ちた顔で

僕を見るのがたまらなく辛くて、

次は絶対あんな顔させちゃいけないと。

人として、噺家として、兄として

いつも高い壁であり続けてくれた兄さん。

「萬橘という高い壁があるのは

お前にとって不幸でもあり、幸せでもあるんだ」

と師匠が言ってた。

パーティーの手伝いをして感じたのは

兄さんが自分の兄弟子であるという幸せ。

壁は超えられる程度の高さじゃ壁にならない。

無理ゲーくらいがちょうどいいや。

おめでとうございますと、心より申し上げます。

 

「次はお前だ」とお客様が言う。

まだ何も決まってないです。

自分はあんな幸せと祝福に満ちたパーティーを

出来る器じゃないです。

自分の事は、今はいいや。

兄さんの披露興行はこれから。

大変なのも、楽しいのもこれから。

まずは3月両国10日間、どうぞお運び下さいませ。

新真打が、とことん楽しませてくれるはずです。

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実体験の前には理屈も知識もひれ伏すしかない

2月20日、水曜日。

銀座ライオン沼津店にて一席。

お店の常連さんによる「ライオン会」の集まり。

前座の頃からお世話になっておりまして。

してみりゃ長いね。

独りで行く営業の仕事はこれが初めてだったんじゃないかな。

沼津での独演会の打ち上げでもよく行く銀座ライオン。

やっぱりビールはこういうとこで飲むのが美味い。

 

毎度のことながら、開演前にビールを飲みだす皆様。

それを目の前に酒の噺をやる自分。

想像の話芸ったって限度がありますよ。

終わればビールだと念じつつどうにか落語お開き。

良いお客様だった。じっくり聴いてくれた。

笑うだけがリアクションじゃないのよ。

落語なんて爆笑するもんでもないし。

 

宴席開始、ビールを一気に流し込む。

最近ビールあんまり飲まないんだけど

きちんと注いだビールは美味いに決まってる。

美味しんぼでもそんな話あった。

 

酒席で聴ける話ってのが好きでして。

この日、隣に座ってたおじさまから

戦時中の話を聴いた。

何でそんな話題になったかは失念。

私の様な若輩者を見て話したくなったのか。

その人のお父さんの実体験らしいんだけど、

戦時中、水が不足したと。で、米も炊けない。

そういう時は米を布でくるんで土に埋めて

その周りで火を焚くんだと。

そうすると土に含まれる水分を利用して

米を蒸す事が出来るんだそうな。

ほぉー…、と。

知らなかった。思いつきもしない。

水が無い、っていう状況に追い込まれた経験無いから

そういう知恵を絞るシチュエーションも無い。

窮地に追い込まれた時の閃きは凄い。

ビールを飲むのも忘れてしばし話を拝聴した。

知識を蓄えるのも大事だけど

やっぱり実体験には敵いませんな。

 

ペットを飼う人って多いと思うんですよ。

で、飼い主である人間が勝手に名前を付けるわけです。

言葉なんか通じないのに何でその言語、音声を

動物側が自分の呼称として認識するのか、

どうやってそれを処理してるのか

子供の頃から疑問だったんですよ。

最近、道楽師匠・全楽師匠のお二人が

私を「ゴリラ」と呼ぶわけです。

始めのうちは「人間です」「ゴリラじゃないです」

ってその都度訂正してたんですけど

ある時を境に、ゴリラという言語に

謎の愛着がわき始めたんですね。

それと同時に全部ツッコんでくのが

少しめんどくさくなってきたわけです。

その内に自分はそんなにゴリラっぽいのか、

これだけ言われるって事はもうゴリラなんじゃないかと

思い始めてきまして。

で、しまいには呼ばれて返事するまでになった、というのが

ここ最近の状況。

「ゴリラじゃないです」

→「はいはいゴリラゴリラ」

→(あれ、俺ゴリラなのかな)

→「どうも、ゴリラです」

こういう感じ。

長年の疑問を解決する糸口も実体験で得られそうです。

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競技が違う

R-1見た。

こうもりが出るっていうんで見た。出なくても見た。

「兄さん、12日の両国、出番の後手伝って頂けませんか?」

「いいけど、人足りないの?」

「いや実は、僕がR-1の決勝出る事になりまして…」

「お、おう…」

タレント様と木っ端二ッ目の格差を思い知った。

 

こうもりだけじゃなく、桂三度さんも決勝進出というんで

どんなネタやるのかと。

で、見た。じっくり見た。

こうもりの方が三度さんより落語してた。

子供のマクラふってから都々逸親子やってたけど

マクラが弱いねえ、あれじゃ。

都々逸親子やるのはいいんだけど

親子っていう設定をほとんど使ってない。

都々逸の部分はもっと丁寧に言わないと

あれじゃ早くて聞き取れない。

フリップ持ってやる方がいいんじゃないの、っていう。

視覚情報と比べたら音声は弱い。

有名人、芸能人で都々逸やってたけど

子供にそのお題かよっていうギャグ使いたいなら

最初は子供向けにして徐々にエスカレートしないと。

のっけからだもんなあ…。

親子ものだったら父ちゃんも都々逸やんないと

子供との対比出ないし。

お題半分にして親子で都々逸作りっこすりゃよかったのに。

文枝師匠の苦りきった顔が印象的だった。

 

三度さんのは一人コントですよね。

それでいいんだと思うけど、

唐突に始まった設定が込み入ってて

ついていけない人が出そうなネタだった。

落語は一人で何役もできるのが強みって言ってたけど

そこに気持ちが行き過ぎてた感じ。

クイズ番組の司会者の声は

事前に録って、回答者だけ演じるくらいで

ちょうどよかったんじゃないのかなと。

それもう落語じゃないじゃんって言われても

別にいいんじゃないすかね。

飛び道具持ち込み自由でしょ、あの土俵。

はめものって言い張りましょうよ。

 

他の話芸と比べると、落語は基本的に

立ち上がりが遅いってのがよくわかりますね。

じゃあハイスパートレスリング出来ないかって言うと

そうでもないとは思うけど。

少なくとも自分は向いてない。

コントは速いですね。

漫才よりコントの方が速い。

落語は遅い。

R-1でコントやる人が多いのも頷ける。

地の部分、説明台詞の大幅短縮が出来るからね。

そういう勝負では漫才・漫談よりコントのが上。

岸学さんと、雷ジャクソン高本さんが凄い面白かった。

岸学さんのコントが唐突に始まって

どういう設定なのよってクエスチョンマークが出てるところで

「いろいろ説明しよう!」っていうあの一言の素晴らしさ。

「説明しよう!」っていう、ヒーローものによくある台詞の引用、

そこに「いろいろ」ってつけることで

見てる人を瞬時に安心させてくれる心地よさ。

唐揚げをチョイスするあたりに

舞台を汚さないようにっていう配慮まで見えた。

液体じゃない、カスが落ちない。

唐揚げかランチパックしかないくらいですよ。

雷ジャクソン高本さんのネタは思い出しても笑える。

あの赤いシールなんだろなと。

骨子術を教わる伊良子清玄かと思ったけど

スナイパーにロックオンされてるっていう設定。

ちょいちょい膝撃たれて警告食らってるっていう。

「お前次は無いぞ」って言われてるわけですよね。

最後の暴露で「この話は盛ってますフィクションです」

っていう注釈を入れると同時にそれが最大の暴露であって

蜂の巣にされるっていうオチまで、見事だなあと。

フィクションとノンフィクションがごちゃまぜになってく面白さ。

あの人のネタ、もっと観たい。凄い好き。

皆さん本当に頭を使ってるんだなあ。

自分なんか努力のどの字もしてないなって

痛切に感じた。

あの場に居た芸人は凄い。みんな凄い。

 

並べて俯瞰して、でもやっぱり

三浦マイルドさんしか優勝する人いないねっていう

腕の差ははっきりしてた気はします。

下地の厚みが違う感じ。

ヒューマン中村さんはネタとネタの間の部分に

キャッチーなワンフレーズ挟んでそれを繰り返す方が

印象に残るんじゃないかな。

視聴者が日常会話で使いたくなるようなやつ。

一回だけ「ネクストっぽい」って言葉使ってたけど

ああいうのだけに徹する方が流行りそうな気がする。

やっぱり地の部分は弱いのよね。

急所をさらけ出すようなもんだから。

アンドーひであきさんは、なんかもう

別の大会で拍手喝采を浴びまくれる人ですよね。

圧倒的なフィジカルだった。

M-1にテツトモさんが出た時を思い出した。

凄いけどさ、っていう。

チャーハン対決の場に

海原雄山が見事な鯛茶漬け持って現れたような気分。

 

こうもりは落語やってた。前座の。

入門したての頃の方が

むしろ食い込めたんじゃないのっていうくらい。

あの場に出られる凄さは

とてもうらやましい。嫉妬する。その資格は無いけど。

今までずっとピン芸人で培ってきた財産なんだろう。

で、こうもりはどっち行きたいんだろうね。

あっち?こっち?

どっちもだとホントにこうもりになっちゃうかもよ。

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要するに喜んでるわけですよ、このゴリラ

2月14日、バレンタインデー。

去年は確かオフだった。一歩も外を出なかった。

今年はうっかり両国寄席。

うっかりってのも失礼千万だけど。

先輩の女性芸人様や仕事関係者、お客様から

頂戴致しました。

この場を借りて、心より御礼申し上げます。

以下、思考が一々めんどくさい人間の戯言です。

 

この時期に仕事で会う、出くわしてしまうから

何もやんねえとこいつ愚痴こぼしそうだし

やらずにゴチャゴチャ言われるよりは

何か適当にチョコ叩きつけときゃいいだろ、という

義理どころか義務と世論と安全策が

結晶となったのが手元にあるチョコじゃないかと。

1月中盤から後半あたりに前座に出くわすのと同じ感じ。

しょうがねえからお年玉あげとくかちきしょう、っていうアレ。

 

お返し考えときます!!って言うと

みんな口をそろえて「要らない」なんですよ。

社交辞令、遠慮じゃなくてガチのノーサンキュー。

どうしたらいいのよ。

多分「お礼言ってもらっとけこのクソゴリラ」

ってのが正解だと思うんだけど、

頂いたものに対して何も出来ないのがモヤモヤするのです。

「高座でお返しします」とか言えないですよみっともない。

もうホント、お気持ちだけで凄くうれしいです。

お客様には落語会にお運び頂いてるだけで

いつも感謝しておりますし

同業の先輩や関係者の方々には

それでなくてもお世話になりっぱなしなんですから。

御恩返しも出来ない不調法をお許しください。

バレンタインデーって厄介な存在です。

 

一番厄介なのは、あれこれゴチャゴチャ考えるんだけど

なんだかんだ言っても「貰うと嬉しい」

これなんですよ…。

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張り合った先にあるのは徒労だけ

いや、高松凄く良いところでしたよ。

円楽師の独演会で前方勤めたんですけど

凄く熱心に聴いてくれるお客様。

品の良い、うちの師匠が喜びそうな客層でした。

重い客、って楽屋で言ったりするけど

笑いが発生しなければ失敗という見方は

そもそもおかしいと思うんで。

落語ってホントは爆笑するもんでもないでしょ。

物語を聴いてる中で、つい笑っちゃう、

そういうのが落語だと思うわけです。

爆笑派の方が派手で見栄えもするし

需要は多い、つまり売れると思うんだけど。

笑ってないからお客さんが飽きてる、ってのは

つい思いがちだし怖くもなるけど

自分がライブとか観に行く時、そんなに感情表現しないですよ。

じっくり聴いてる、表に出さないけどしっかり見てる聴いてる、

そういう鑑賞スタイルだって大いにありなわけで。

笑い至上主義ってのも考え物でして。

 

高松でお泊りだったんで、ホテルにて

円楽師にお酒ご馳走になりながら

色々お話聴かせて頂いたんですけど。

「俺より下の世代はビフォーアフターだ」と。

師匠の世代は、教わった落語という家屋を

修繕し、補強し、その造りをきちんと生かして

自分のものにしていったけど、

今売れてる人、面白いって人は

リフォームしますっつって重機持ってくる感じだと。

土台だけ残してあとはぶっ壊して建て直す。

「それがまた良いんだよな…」と師匠。

 

噺をガラッと変える、独自の視点で再構築するってのは

良い響きだし、憧れます。

新しい工法、見たことない間取り、斬新なアイディアが無いと

飽きられちゃうのも分かるんですけど

昔ながらの日本家屋が結局一番なんじゃないのと

思いたくなる時もあります。

 

「張り合ったって無駄なんだ」と円楽師。

下の世代、若いセンスを発揮する人らと

同じ土俵で戦っても意味が無いと。

だったら自分に出来る事をやればいい、とのこと。

結果的に生き残ればそれで良し。

宮本武蔵も同じ事言ってたんですよ。

弟に聞いたんですけど。

自分は笑いの量で勝負出来る人間じゃないんで、

その辺はもういい加減捨てた方が賢明かな。

身近に凄い爆笑派の兄弟子がおりますんで…。

かといって江戸前の芸も無理。

身近に凄い江戸前の兄弟子がおりますんで…。

斬新なコード進行も、都会的なメロディーラインも

私からは発生しないと思います。

ジャングル奥地の部族に伝わる民族音楽ってとこでしょ。

先日、講談の先輩に

「講釈のネタの方が向いてるんじゃないの」と

言われたのが、何かヒントになるんじゃないかなと

思ったりする今日この頃であります。

落語に向いてないのかな!とか思うと怖いから

それについては見ないふりしとこう。

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うどん食べたかった

2月13日、香川県の高松市へ。

落語家になって初めての四国、人生でも二度目。

同業者の皆様に聴いても四国へ行く機会は少ないようで。

香川県ですよ。うどんの国ですよ。

友人に高松行くって行ったら

「あの県はうどんの茹で過ぎでダムが渇水し、

近隣他県から苦情が殺到してる」

とか言う始末。

そりゃうどんでお馴染みですけど

いくらなんでも大袈裟。

あいつのこと弥次郎って呼ぼう。

 

お泊りする部屋へ行き、洗面台見たら

「節水にご協力ください」という貼り紙。

ホントに水足りないの…?

うどんのせいなの…?

トイレ見たら流す水がちょっと茶色がかってる。

「水が茶色いのは再利用しているためです」

という注意書き。

水が足りないから使用済みうどんつゆ使ってるの…?

うどんのせいなの…?

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祭りのあと

2月9日深夜。

アフタートークの場を求め東京駅近辺まで移動。

ホント、どこにでもあるねカラオケ館。

「お前カラ館会員だな!」「はい!」

いつもの儀式をしてから入店。11階。高いねどうも。

マイクは置物。リモコンは充電する物。

あれやこれやと話してる最中、

毒にも薬にもならないモニターの映像と

音楽が止まった。

耳をつんざく警報。

「3階で非常ベルが…次の放送を…」

店内放送。

おいおいどうしたんだと思ったら

「3階で火災発生!速やかに避難して下さい!!」

店内放送おかわり。

えっ…!?

しゃれにならん。11階ですよ。地上まで遠いよ。

師匠と私のトークに飽きたのか酒がまわったのか

今日の独演会を撮影に来てたカメラマンの亀和田さんが

気持ちよさそうに熟睡してたんだけど

無理やり起こして部屋を出る事に。

煙臭くない。視界もクリア。はて…?

現場の3階で、警報機をいじってる店員。

とにかく1階へ。

怖そうな兄ちゃんが店員に怒鳴ってた。

「もし人が死んだらどうすんだよ!んだよその対応はよぉ!」

他人が怒ってる姿を見ると冷めますね。

何に怒ってるのかもよくわかんないし。

「クソして寝ろ!」という古風な捨て台詞を残して

その人たちは帰って行った。

いや、こんな夜中に遊んでないで君らが寝なさいよ。

クソしたけりゃしていいし。

店員さんは仕事中だから寝るわけにいかないんですよ。

 

店員さんから誤報だったと説明が。

火がついたのは3階じゃなくてあの兄ちゃんだけだった。

「まだ営業時間内ですのでどうぞごゆっくりなさって下さい」

ゆっくりしますとも。行くあてもないし。

「こんな事があったんだし、今日は半額だな!

ただでも良いな!な!橘也!」

何となく重苦しいムードのロビーに響く師匠の明るい声。

周りの若い客も笑ってた。

やれ一安心と再び11階へ。

のび太ばりのおやすみ3秒を決める亀和田さん。

席に落ち着き、トークを再開する師匠と私。

「あれっ、伝票ねえぞ」

師匠がテーブルを見て言う。

「伝票でしたら私がこちらに」

さっき避難する時ポケットにしまっといたので。

「お前、そんな時伝票持ってくか!?」

おかしかったですかね…?

下で清算とかするのかなって…。

仮に火災発生でお会計は無しだったとしても

レジの処理とかあるかもと思って…。

「お前は育ちが良いんだな…」

師匠に軽く呆れられた。

 

5時までのフリータイム、

「どうする?歌う?」

師匠からその言葉が出たのが4時半。

これもお約束なんで。

ほとんど歌わない。一曲も歌わない時も多い。

11日に甲斐バンドのコンサート行くんで

師匠に甲斐バンドからチョイスして頂いた。

とりあえず2曲は覚えた。

「ゲットバックインラブ入れろ」

これもお約束ry

必ずこれを歌わねばならぬさだめ。

師匠がお気に入りの「祭りのあと」

桑田佳祐さんソロの歌。

私も大好きな一曲。師匠に教えてもらったんだけど。

歌詞がまた秀逸なんですよ。

自分もこういうのが心にしみる程度に歳とった。

フラれてもくじけちゃ駄目だってさ。そうすね…。

なかなかそう出来ないけど頑張ります。

「悪さしながら男なら 粋で優しい馬鹿でいろ」ですよ。

馬鹿は褒め言葉。

永遠の少年たる全楽師に良く似合う歌だ。

良い一日だった。最高の締めくくりだ。

向かいのソファー見たら、

熟睡中のカメラマン亀和田さんが

耳だけきっちり手でふさいで寝てた。





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都会のひと

2月9日、土曜日。

お江戸日本橋亭にて「全楽Go!Vol.55」

要するに全楽師匠の独演会。

手拭い配ったりするし、前座だけじゃ

手が足りないかもという懸念からのお呼ばれ。

自分なりに考え抜いた師匠への誠意なんだけど

結果的に周りから見ると

「お前大先輩にその接し方はどうなのよ」

と怒られかねないアットホームな楽屋を

師匠にお届けできれば私の存在意義もあるかなと

勝手に自己を正当化しつつ。

師匠に頼まれた珈琲買いに行って戻ろうとしたら

鞄二つも抱えた師匠発見。

 

「おい話す事ねえよ橘也!」

またまたご冗談を…と思うけど、

自分が前座の頃見てた師匠と比べて

最近はマクラをかっちり作りこまないらしい。

案外ホントに丸腰なのかと思いつつ開演。

 

愛坊が『寿限無』

初めて聴いた。初期鳳笑のテイストが若干あった。

鳳笑ほど派手なデストロイじゃないけど。

彼はゆくゆくはものまねもやるのかね。

野球が好きらしい。千葉ロッテファン。

数回浪人して慶応大あきらめたらしいけど

その辺の顛末は楽屋準備に流れたので今度聴こう。

 

全楽師一席目『うどんや』

マクラが聴いてて心地が良い。

身辺雑記と言えば単純だけど

要するに師匠は目に映るものすべてを対象に

上手にツッコミ入れてるわけで。

楽屋で、電話で、打ち上げで

あれこれ聴いてる普段の師匠のトークそのまま。

「面白いやつは普段から面白いし、

高座と普段の喋りが全然違うやつは駄目」

師匠のお言葉。

ホント、その通りだと思う。

高座に上がると全然違う声色、口調になる人は

やっぱどこか変だと思う。

要するに師匠は元々面白いから高座も面白い。

前田慶次も「虎は何故強いと思う?元々強いからよ」

って言ってたっけ。

マクラを完パケにしなくなったためか、

最近の師匠のマクラはゆったり聴ける優しさも備わってる気がする。

お前が分析すんなだけど。

全楽師のトーク番組とかメディアでやってくんないかしら。

 

仲入り挟んで橘也『弥次郎』

羽織り脱ぎそびれた。

「汗をかくほどのパワーを使わない」をテーマにしたんだけど

ちょっと汗かいた。まだ余計な力使ってる。

トリで師匠『死神』

運びのスムーズさ、テンポの良さ。

全体の雰囲気をなるべくライトに仕上げる感じ。

最後のローソクに火をつけるとこ、

「息」をキーアイテムに使う秀逸なギャグ。

「死ぬかと思った!」ってフレーズが凄く好き。

サゲは「これがサゲでござい」みたいな溜めを作らず

奥ゆかしいさげ方だと思った。

 

打ち上げ、二次会、三次会といつもの朝までコースは

事前に想定済み、故に体調万全。よって望むところ。

師匠、いつもご散財ですみません。

弥次郎のヒントを頂戴した。

目からうろこだった。

「お前に足りないものを与えてくれる噺かもな」

とのこと。

なるほど、そういう視点で扱えば

今自分が削ぎ落としたいと願ってる

「余計な力」を削ることにもなりそう。

なんで左談次師匠の弥次郎が面白いのか、

それに対して自分のやり方、

この噺に限らず良くない部分。

要するに田舎者なんですね、自分。

都会人のセンス、サラッとした人間性。

そういうのが根本的に足りない。

だからガツガツする、無駄に必死になる、

お客さんが聴いてて疲れる、自分も疲れる。

この日の『死神』しかり、他にも

師匠の『芝浜』とか『紺屋高尾』とか…ていうか

どのネタでもそうなんだけど

特にこういう大ネタの時に感じる良い意味での軽さ。

あれが都会人のセンスなんだと思う。

自分に無いモノ。

生まれはもうどうしようもないし

今更生まれ変わって入門し直しますってわけにもいかないし。

自然体、普段の自分を変に飾ろうとせず

正直に晒すのがそれに近づく道なのかな、と思う。

ええかっこしようとするから力が入る、不自然になる。

なんだ、結局人としての自分の欠点じゃん…。

 

全楽師は、どんな時でも必ず

僕の高座聴いて、アドバイスをくださる。

しかも他のお客さんが居ない時、

同業者も居ない時。

最近は「まあお前はゴリラだからな」っていう

謎の結論で終わるんだけど、

大上段から伝授してやる的な行為は

恥ずかしいから、照れがあるからで。

ポーズとして後輩に教える、

そんな俺を見ろみたいな人とはわけが違う。

あの照れこそが師匠の魅力であって

都会のひとなんだと思う。

 

こういうブログを書くのも恥ずかしいんですけどね。

面と向かって言えないし。

でも、いつも感謝してます。

ありがとうございます。

だからいつか、紺屋高尾教えてください。

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リクエスト

袖で高座を聴いたり、酒の席で話したり、

一緒に仕事したりなんだりしてる時、

「この人があのネタやったら面白いんじゃないかなあ」

っていうのをしばしば思う。

うちの二ッ目一同で言うと…。

 

きつつき兄さんはいっぱいネタ持ってるし

弟弟子がリクエストってのも失礼だし…。

『疝気の虫』と『藪入り』が一番好きかなあ。

三遊亭きつつきベストアルバムを自分が作るなら

絶対この二つは入れる。

 

好の助には『文七元結』と『大工調べ』を是非。

『佐々木政談』を最近やるらしいけど良いチョイスだと思う。

鳳笑はよくわかんない!『死神』をきっついサゲでやるとか。

『頭山』を強引なドリブルでゴールまで持ってけるのは凄いと思う。

楽大は『道具屋』やってる時の与太郎が無邪気で楽しいから

他の与太郎噺やってくれないかな。『錦の袈裟』とか。

一太郎には『紺屋高尾』を。

自分の身の上打ち明けるとこを思い切りくさくやってほしい。

好吉は『明烏』かなあ。ウブな青年が一気に目覚めるあの感じ。

鯛好には『権助提灯』で余計なお世話なあの権助やらせたら

ぴったりな気がする。あと『試し酒』。

 

じゃあお前何やるんだっていうと

これが全くわからない。

自分の事となるとどうにも…。

最近は『転宅』がやってて一番楽しいんだけど

これが合ってると言われた事は無いし

教えてくれた小圓朝兄さんのが凄いからなあ…。

楽京兄さんに「お前泥棒の噺合ってるよ!」って

言われた事あるけど、理由聴いたら

「顔が地黒だから」だって。

そこかい…。

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ケロッと、ベロンと

そういやブログのコメントでも、ツイッターでも

私の体調を御心配下さるお方がいらっしゃいまして。

ありがたいことだ、

広い世間でたった一人 どころか数人、

私の体調を心配してくれる人がいる。

それだけで冥利に尽きるってもんです。

 

で、肝心の体調なんですけど

あの手の不調ってやつは

悪さしてるウィルスがいなくなったら

ケロッと治るもんですね。

段ボールひっぺがしたくらいベロンと良くなりました。

こんな具合に腰痛も霧散したら苦労は無いんですがね。

 

生まれつき胴長短足でして、

小学生の頃から身体測定で

座高をどうちょろまかすかに全力注いでたような体だもんで

胃腸は割と丈夫なんです。

着物も短足の日本人体型の方が似合うし。

おかげさまで、朝からカレー食おうが

濃いめの珈琲がぶがぶ飲もうが

びくともしないいつもの自分に戻りました。

優しいお言葉を下さった希少なお方に

心より御礼申し上げます。

ご心配お掛けしました。ありがとうございました。

そしてうちの近所の北町診療所の先生、看護師さん、

お騒がせしました。

また何かあったら伺いますんで。

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看板

2月4日、月曜日。出かける時に狐の嫁入り。

神楽兄さんからお誘い頂いて明治座へ。

「明治座創業140周年記念『かたき同志』」

橋田壽賀子さん作、石井ふく子さん演出

三田佳子さん・藤山直美さんの二枚看板。

豪華メンバーですね。

前日真夜中に楽生兄さんからもお誘い頂いたんだけど

ごめんなさい、私もう約束した殿方が…。

チケットの出どこが一緒なためか、

楽生兄も近くの席にて鑑賞。

どうやら誰も後輩が捕まらなかったらしい。

もうちょい早く声かけなさいよね。

 

実に分かりやすい話、シンプル故に肩ひじ張らず。

客席も始終笑いっぱなし。

楽生兄さんがまたなまじ良い声してるもんだから

ケラケラ笑ってるのがすぐ分かる。

神楽兄と私は、別に示し合わせたわけじゃないけど

二人してマスク装着、微動だにしない地蔵スタイル。

むしろ楽生兄の笑い声の大きさにびびる神楽兄。

そういや噺家になりたくて寄席行った時も

自分は全く身動きせず、演者に嫌な顔された事あったっけ。

ごめんなさい。こういう時、どんな顔すればいいか解らないの。

笑えばいいと思うんだけど。

楽しいお芝居でございました。

 

藤山直美さんは言うに及ばず。

お美事でした。私ごときが論ずる資格無し。

三田佳子さんのお芝居、一度観たかったんです。

今更持ち出すなよですけど、

以前あの事件があった時に

テレビで記者会見やってるのを

当時クソガキだった自分もたまたま実家で見てまして。

確認したら1998年だから私は大学二年生。

恥ずかしながら、三田佳子っていう名前の大きさを知らず

一緒に見てた母親にこの人そんな凄いの?と尋ねたところ

「三田佳子の看板で客が呼べるくらいの人だね」

というような回答。

まだ当時は芸人になりたいとかそういう願望は

微塵も生じてなかったけど、

何となく記憶に残った言葉だったわけです。

 

今日芝居を拝見して、私みたいなポンコツでも

役者が違うってのがはっきりわかった。

他の演者も楽しいんだけど

お二人はもう何か格が違いますな。

看板ってこういうことですね。

いつか自分も、なんて大それた事を

言うのも恥ずかしいですけど、憧れます。

 

余談ですが、三田佳子さん演じる

呉服屋のおかみさんを見てたら

うちのおかみさん(圓橘夫人)を思い出した。

最後の酒飲んで酔う所で特にそう思ったとか

そんな事、口が裂けても言えないけど。

うちのおかみさんも、下町の良いおかみさんなのであります。

圓橘夫人を御存じの方、この舞台、お薦めです。

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ざんねん

告知記事をチマチマ書いてたら

好の助からメールが。

「うこうさんでした、すみません」

という電報みたいなメール。

さがみはら若手落語家選手権の予選。

彼は惜しくも2位だったらしい。

残念だなあ…。

私は今年は出てないです。希望者多いみたい。

地噺なぁ…。何か教わろうか…?

人と違う事、人がやらない事、独自の、武器、個性

色々言い方あるけど、あんた何があるの?って言われた時に

何も言えない内はまだ足りないって事なんでしょうね。

「人気自体無いが特に女性受けが悪い」

「煙草屋に指摘されるくらいのヘビースモーカー」

「声ガサガサ(こないだ昇也さんに言われた)」

「初花兄さん公認の名誉童貞気質」

「カルボナーラ作りにおいて失敗率が低い」

「でもカルボナーラ自体がそんなに好きじゃない」

「眼鏡かける方がまだ若干穏やかな顔つきだけど

高座上がる時は結局外すから意味が無い」

思いついた自分の個性。

何の役にも立ちそうにない。

残念だなあ…。

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2月の予定

昨日よりは気温低いけど良い陽気で何より。

寒いと腰が痛くなるもんで。

全身で春を待ちわびつつ2月の告知、

って言ってもそんなに無いんですけどね。

 

●2月両国寄席

2月12日(火)、14日(木)の18時頃に出ます。

10日まで、新二ッ目の鯛好がお披露目してますんで

是非お運び下さい。手拭い片手に待ち構えてると思います。

新弟子が増えて楽屋の人口密度も増しております。

 

●2月8日 金曜日

「桜美林寄席」

場所:桜美林大学四谷キャンパス内

18:30開場 19:00開演~20:30終演予定

出演: 一龍斎貞寿、三遊亭橘也

受講料:1000円

詳細はコチラ

このサイトにある「落語:一席」が私です。

日本の伝統文化に親しむ、というコンセプトだそうです。

伝統の骨格は貞寿姉さんにお任せしよう…。

 

●2月9日 土曜日

「三遊亭全楽独演会 全楽Go!日本橋篇Vol.55」

場所:お江戸日本橋亭

13:00開場 13:30開演

出演:三遊亭全楽、三遊亭橘也

入場料:2000円

お問合せ:03-5700-5316

全楽師匠の独演会です。

新年一回目の会ですので

師匠の手拭いプレゼントもあるかと思います。

毎年違うカラーで作ってらっしゃるので

何年も通わないとコンプリート出来ないです。

今年の色と、師匠の高座をご堪能ください。

 

●2月16日 土曜日

「第307回 圓橘の会」

場所:深川東京モダン館二階

14:30開場 15:00開演

出演:三遊亭圓橘『梅若礼三郎(上・下)』、三遊亭橘也

入場料:前売2000円 当日売2500円

ご予約・お問合せ

TEL:03-5639-1776

またはモダン館のサイトからメールにて→コチラ

3月圓橘の会は3月30日、兄さんの昇進披露です。

 

●その他

・2月24日(日)

 赤羽の居酒屋「海里(みさと)」さんにて私一人で落語会

 (こちらでの会は初だそうです)

 お問合せは:03-5249-1558

・2月27日(水)

 上野広小路亭にて楽之介師匠の会に出ます

詳細わかったらまたきちんと告知致します。

 

今月はうちのきつつき兄さんの披露パーティーがあるので

それを全力でサポートするのが主な仕事です。

私に出来る事なんてそんなにないけど。

3月からは披露興行も始まりますので

皆様、今の内から体調整えてお待ちくださいませ。

兄さんの体調が一番心配ですけど。
 

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あっちもこっちも

1月31日、快晴。

台東区の橋場老人福祉館にて「ほのぼの寄席」

講談の、神田すみれ先生にお声掛け頂きまして。

出演がすみれ先生、太神楽の菊仙姉さん、

すみれ先生の門下の神田こなぎさん、と私。

私以外女性。黒一点?

あまりないシチュエーションに

普段とは若干異なる緊張感を覚えつつ会場へ。

Photo

「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲

じゃねーか、完成度高けーなオイ」 

いや、綺麗に見えましたですよスカイツリー。

御日柄も宜しく、お客様も続々とお運びに。

まず重たい荷物降ろそうと思って

楽屋どこですか?と聴いたら

「こちらです!」と案内された部屋には

【女子更衣室】の文字が。

いや、さすがに無理っす。

隣りに男子更衣室あるじゃない。

男の演者私だけですし、こっちでいいです…。

開けたらそこは物置きだった。

すみれ先生に挨拶するために

一瞬入った女子更衣室は綺麗に片付いてたのに…!

男子たるもの、こんな事で泣いてちゃいけない。

無数の長机とトイレットペーパーに囲まれながら

着替えも済ませいざ出陣!と物置…男子楽屋の戸を開ける。

目の前にトイレ。

女子便所の入り口に

『すべらないよう気を付けてください』

という貼り紙がしてあった。

おかげで今日の高座、良い緊張感を保てました…。

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