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シンクロニシティ

12月8日、土曜日。

お江戸両国亭にて、桂そうばさんの会に

ゲストで出させて頂きました。

年に一度の落語の祭典、博多天神落語まつりで

ここ何年かご一緒させて頂く機会を得まして。

プロフィールを見比べてみると

二人とも1978年生まれ、2005年入門、

国立大卒(そうばさん神戸大、橘也筑波大、ついでに好吉神戸大)

同い年で同期。不思議なご縁。素敵な偶然。

よく考えてみると、東京も含めて

そこまでぴったり同じな同業者って他に居ない、かも。

博多天神の会では一緒にこども寄席やったり、

打ち上げで若手同士、固まってお話したり。

そんなご縁も手伝って、そうばさん初の東京独演に

お邪魔させて頂いた、とそんな経緯。

 

場所はお江戸両国亭。

円楽党にとってはホームグラウンド。

自分にとっては初高座の地。

前座時代の居住地も両国。

偶然は続くもんで、

そうばさんのこの日の演目が『十徳』『茶の湯』の二席。

十徳は師匠・圓橘に初めて教わった因縁、もとい

運命の一席。

唐突な指令で2005年1月4日、正式な初高座を得た自分が

正に両国亭でやったあの十徳。

茶の湯も師匠の十八番にして圓生直伝、

私は師匠直伝。今年から勉強してるネタ。

よく出来た筋書きだことよ、と内心思いつつ開演。

十徳はサゲが自分のと違ってた。

あのサゲ、いいすね…。やりたいけど

肝心の十徳が思い出せない体たらく。

今時珍しく、師匠の最初の稽古、十徳は

録音禁止の三遍稽古。つまり音源無し。

事前にきつつき兄さんにその辺の予習をしてなかったら

もっと面喰ってたはず。

「思い出せる限り、覚えてる単語をすぐノートに書くといいよ」

このアドバイスに従って、師匠宅を出た直後、

両国寄席行く前に近所の公園行って書き出したっけな。

あの熱意はどこへ行ったんだ。

 

サゲだけじゃなく、噺のあちこちを面白くしてて

(そうばさんは確か「大分いらってます」的な事言ってた、

言葉合ってます?)

円楽師もこないだ言ってたけど、

別に噺の筋を変えるとかじゃなくても

遊べるとこどんどん遊べっていう。

そういうとこは上方の人が上手い。

茶の湯も然り。

まだ自分は師匠のをなぞるのに手いっぱいだけど

「そこそうやるか!」「あそこああやるのいいな」

っていう箇所が随分あった。面白い。

上方で茶の湯やる人、かなり少ないみたいだけど

なるほど、上方落語に合ってる噺なのかも。

自分とのバックボーンの違いを

ちょうどわかりやすい二席で勉強できた良い機会でした。

あ、自分は『佐野山』やりました。

場所が両国なんで。久々だから段取りあやふやでした。

上方では今、南光師匠がよくおやりになるそうです。

南光師匠は『花筏』もめちゃくちゃ面白いです。

 

打ち上げに続々集まるそうばさんの同級生の皆様。

小学校、中学校、高校、大学、社会人時代の仲間…

人当たりの良いそうばさんらしい打ち上げ。

みんなに愛される人柄は、ざこば師匠そっくり、なのかな。

中学の同級生や先生の話題で笑いあう姿を見て

こういう絆って良いなあと、しみじみ羨ましかったわけです。

 

俺、小中学校時代の友達とか居ないな…。

高校は辛うじて少しだけ。

大学時代の仲間も数人。たまーに会う程度。

地元帰っても飲みに行く人居ない。

家族、親類くらい。

そういやそうばさん、新婚さんだっけな…。

なんかマクラで散々喋ってたっけ。

あーそうかいそうかい…!けっ!

素敵な偶然は、そうそう続かない。

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