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生きております

9月に入って、仕事の告知をして以来全く更新しないというのは

流石に自分でも酷いなあと日々思いつつ。

とりあえず生きております。

孤独を抱えて生きております。

今月もちまちま可愛がって頂いております。

こちらで告知させて頂いた会にご来場下さった皆様には

心より御礼申し上げます。

 

9月24日発売のAERA(朝日新聞出版)10月1日号に

私がちょろっと掲載されました。

「山下達郎が支えだった私たちの物語」

木っ端芸人の自分を取材して頂きました。

18歳の頃、東京FMの『サンデーソングブック』を

受験勉強の傍ら聴いていたのをきっかけに

達郎さんの音楽を日常に取り入れてから

今年で16年目。

達郎さんの音楽を心から愛する者の端くれとして

こんな嬉しい事はないです。

 

小学生の頃、酩酊した父親が歌っているのを聴いて

酔っ払いを心底嫌いになった『クリスマスイブ』。

生まれて初めて行ったカラオケで歌った

シュガーベイブの『DOWN TOWN』。

入門直前、実家を離れる時に聴いて

ちょっとしんみりした『マーマレード・グッドバイ』。

入門直後、小圓朝兄さんに連れてってもらったカラオケで

「お前なんか歌え!」と言われて歌った『さよなら夏の日』。

前座時分、両国の4畳一間のアパートから

雨に濡れる都会を眺めつつ聴いた『Rainy Day』。

師匠や兄弟子をしくじり倒してしんどかった時に聴いて

上を向く気概を奮い立たせてくれた『Bomber』。

全楽師匠と行ったカラオケで歌ったら

師匠がお小遣いを下さり、それ以来師匠とのカラオケでは

必ず最初に歌う事になった『Get Back In Love』。

いつもそこには達郎さんの音楽が。

 

サンデーソングブックを通じて知ったミュージシャンも沢山。

あの出会いがなかったら大学生の頃に

あれやこれや手に取って聴く事もなかったわけで。

Beach BoysもBarry MannもEugene Recordも

Isley BrothersもThe Real ThingもEverly Brothersも

知らないまま生きてきたんだと思う。

教科書。人生の師。導師ですよもう。

それじゃ何か怪しい人だな。

 

AERAの記事の中で、ライブの事を

お客さんとの「果し合い」と仰った達郎さん。

自分も人前で何かさせて頂く仕事をするようになって

その言葉に込められた思いを少しでも

共有できるようになった、と思うのは些か分不相応か。

 

落語をこよなく愛し、志ん生師匠の大ファンである達郎さん。

AERAのインタビュー内でも家元の言葉を引用してた。

不思議なご縁を一方的に感じる今日この頃。

落語が「人間の業の肯定」ならば

ポピュラーミュージックは「人間の生の肯定」だと。

自分も落語を通じて人の心に奉仕出来たら本懐です。

 

今後はライブがメインになるという、待ち望んだお言葉。

とにかくチケットが取れない。

今年春のライブも弟と二人、あれこれ頑張ったけど

既に売り切れ。

キーを下げたりもせず、あの頃の曲も

あの頃の勢いのまま叩きつけるライブパフォーマンス。

真に見習うべきプロフェッショナル。

二日酔いで高座に上がる噺家とはえらい違い。

僕と弟の望みは、スリーピースのライブです。

あれもっとやってほしい。

いつか自分の高座を達郎さんに聴いて欲しいという

密かな夢。まだしょぼいけどいつの日か。

真打になる頃に叶うといいなあ。

私の落語会でしたら、チケット取れないなんて事

絶対にございませんので…。

 

静岡の片田舎で達郎さんの歌を聴く度

いつも心に想像していたあの灰色の街で、

今日も私は孤独を抱えて、生きております。

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