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2012年8月

知恵を絞った大人(?)による大人のための遊び

8月18日、土曜日。

DDT武道館大会へ。行って良かった。本当に良かった。

九段下着いて、駅の便所に行ったら

お掃除のおばさまたちが

「なんか今日ひっきりなしね」「なんかあるらしいわよ」

「何があるの?」「なんだっけ、なんかピーターパンがどうのって」

あの地を誰よりも見ているおばさまもうんざりするほどの動員。

今年、武道館興行を打つプロレス・格闘技系の団体は

DDTだけだそうな。

歩みを止めないこの団体の凄さにただただ驚く。

 

14時半過ぎに行ったらもう既に記念Tシャツが売り切れてた。

あれ欲しかったのに…!

 

ダークマッチからメインまで、知恵と力と気持ちを込めた

充実の内容。

ヨシヒコをあの刹那のためだけに使い捨てるとは。

でも、だからこそ生まれた組長との邂逅というご馳走。

ダークマッチから既にやりたい放題だったしなあ。良い意味で。

大社長と鈴木みのる選手のシングルマッチが個人的には

一番楽しかった。

何かもう、DDTエキスが濃縮されすぎてドロドロになってた。

大人げない社長を全力で受け止める大人げない鈴木選手。

組長と鈴木選手が交差するという、付け合せまで豪華な

仲入り前の肉料理。

セミに透明人間持ってくる勇気というかなんというか。

いや、あのカード知った時点で行く事決めたんですけど。

メインは何かもう、どっち応援していいのかわかんなかった。

三沢さんと小橋さんのシングル見てるような心境。

それまでの8試合はDDT秘伝のスパイス、

メインはそれを使わない、素材重視の逸品でした。

ケニーさん大丈夫かしら…。

どうしてもメジャーだのインディーだので考えちゃう自分が

古い考え方なんだろうけど、あの二人は

見事なメジャー素材だったと思います。

でも根っこというかイズムが違うから面白い。

DDTを体現した武道館でした。

大社長が、最後のシメを飯伏選手に託して、

もう一度リングを振り返ってからスッと花道を下がって。

一人残った飯伏選手が会場に心からの御礼の御挨拶。

何かこう、グッとくるシーンでした。

 

お客様をどうしたら満足させられるか、

どうしたら「また来たい」と思わせるか、

誰よりも自分たちが客目線に立つという、基本。

大事なことをもう一回、強烈に教えてもらった。

偉大なる先輩、DDT。

ああいう大人(?)に、わたしはなりたい。





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両国エンチョウ寄席、ご来場の御礼

8月16日、木曜日、猛暑。

恒例二ッ目勉強会、「両国エンチョウ寄席」

ご来場下さいました皆様、有難うございました。

今回は9月1日を以て二ッ目昇進が決まっております

三遊亭好吉のプレ昇進披露とさせて頂きました。

9月16日に両国亭を取れなかったというのが主な理由ですが

気の早い催しにも関わらず、大勢様のお運びで

本当に有難く、私からも心より御礼申し上げます。

 

楽大が小遊三師直伝の『金は廻る』

鳳笑がやりたい放題のマクラ?から『寿限無』

きつつき兄が新作で散々笑わせてからの

好の助による視聴者参加型『つる』でお仲入り。

つるは好楽一門のお家芸なんだそうです。

あとなんだっけ、平林と、しの字嫌いと、厄払い?手紙無筆?

軽いなおい。

仲入り後は僭越ながら口上。

自分が司会をやればよかったという少しの後悔。

おままごとでもきっちりやるのが

お客様に対する礼儀だと思うんですけどね。

口上後に私が『ぞろぞろ』

久しぶりだったけど自分は好きなネタです。

客席は冷え切ってたけど…。

トリで好吉『三年目』ネタおろし。

化ける噺はこの業界、縁起が良いのです。

きつつき兄から聴いたけど、好楽師匠は

誰かの披露目の時には三年目をおやりになるそうで。

好吉も勿論師匠直伝。

随所に師匠の息吹を感じる、良い高座だった。

 

好吉がこれまでやってきたこと、日々の行いの成果が

昨日の盛況、暖かいお客様なんだと思います。

いざって時にシャキッとしても意味は無くて、

常日頃きちんとしてれば、彼のように

節目で祝ってもらえる、助けてもらえる。

後輩に改めて学ぶ今日この頃です。

 

また一人、一門二ッ目の仲間になりました

好吉のお披露目本番は、来月の両国寄席からになります。

どうか皆様お誘いあわせの上、ご来場下さいますよう

この場を借りてお願い申し上げます。



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東京の花火

噺家になるべく東京へ出てきたのが2004年。

あれから8年。

隅田川花火大会が一番有名な東京の花火なんだろうけど

何故かその日は毎年仕事が入る。

じっくり花火を観るなんて事もなく。

故郷の沼津に居た頃、少年時代は

親と一緒に花火を観た記憶があるけど。

熱海の海上花火は綺麗なもんだった。

 

8月1日、水曜日。

WWW告知のため、東京かわら版を襲撃していた

私の携帯に楽大から電話。

「今日花火あるんで師匠んち行くんすけど

師匠が〝橘也も誘っていい〟と言ってます。どうしますか」

江東花火大会。今年で第30回だったそうだ。

毎年その日は円楽師宅に御贔屓のお客様から師匠の御友人、

そして円楽師の一門が集まるとは聞いてた。

円楽師が懇意にしているレスラーの皆様もお集まりになる、と。

「プールにブレーンバスターで投げられましたよ兄さん!」

以前、嬉々として語っていた楽大。

「でも他の兄さん方が嫌がって誰もいかないんすよ!」

恐らく君が入る以前にそういう事散々してきたんだよ、

楽生・楽京両兄さんは…。

それにしても羨ましい。

我々の業界ではご褒美ですと何度申せば…。

かねてより羨望の意は示していた。

そしてそれを見逃す円楽師ではなかった。

 

いざこういうチャンスに直面すると気が引ける悪癖を振り払い

意を決して師匠宅へ。

それにしても東西線の混み具合がえらいこっちゃ。

花火開始ギリギリ前に到着。

宅前で偶然会った一太郎は早々に自室に籠る。

花火も飲食も、ドラクエⅩには勝てないらしい。

屋上に行き、師匠に御挨拶と御礼申し上げた後、

飲み物を頂戴する。

焼酎をロックで。で、その氷が南極の氷だと。

おいおいウソにしちゃあ規模がでけえぜと思ったら

本当に南極の氷っていう。自衛隊の方が運んでくれたとかなんとか。

もうセレブの日常についていけない。

普段飲む安酒が泣いて逃げ出すレベルの焼酎を

チビチビやってると花火開始。

東京へ来て、初めてちゃんと観る花火。

それがしみじみ嬉しくなった。

自分、弟子でもないのに。ただのポンコツなのに。

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感動でブレて隕石落下みたいになってもうた。

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正気を取り戻したところでもう一枚。

このシルエットのどれかが円楽師です。

良いものを観させて頂いた。

 

屋上にプールが用意されてまして。

ちびっこが遊ぶあれのでかいやつね。

あいにくレスラーの方々は都合つかなかったようで。

ですが儀式は執り行わないといけないわけです。

師匠の御友人がお一人、プールに飛び込む。

あられもない姿で。しばらくそれを見守る。

楽大が触発される。奴と心で会話する。

ニュータイプだったのかな俺ら。

お前行け、な空気を感じる。

いや自分、普段着なんで!と言いつつ

ジーンズの下にあらかじめ履いてた短パンいっちょになる。

赤札堂で慌てて購入しといてよかった。

脱いだ直後、何故か円楽師とちょっと会話する。

半裸の状態で師匠のそばに片膝ついてる自分の間抜けさ。

 

レスラー不在。でも自分から飛び込むってのもなあ。

楽大の膂力を信じてみる。投げるんだ楽大!

綺麗なボディスラム。あいつすげえな。

ちゃんと受け身とってしばらくプールに浸かってると

おもむろに立ち上がった円楽師。

眼前に仁王立ちの師匠。王者の風格。

そして手刀を研ぐ忍者・リターンズ。

お願いします。

フルスイングの逆水平が胸板を切り裂いた。プールへ倒れる。

レスラーは手加減してくれるけど忍者に情けは無い。

「天龍になめられたらいけないって言われてるからよ」

円楽師匠、本当にありがとうございました!!!

 

楽大と二人、濡れた体を拭きつつ(タオルも赤札堂で買っといた)

暗がりで着替える。祭りのあとは、いつだって物寂しい。

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告知もうひとつ

早めに告知しないと意味がないのは当たり前なのに

動きが鈍い自分を恥じて、こちらも宣伝。

①9月5日 水曜日

「WWW~WRESRING・WAGEI・WARAI~ Vol.4」

於:お江戸日本橋亭

18:00開場 18:30開演

料金:2000円

お問合せ:mag76@ezweb.ne.jp

出演:マグナム小林、立川らく里、柳家初花、鈴々舎馬るこ、
   宝井一凛、三遊亭橘也、三遊亭好の助、瀧川鯉津

スペシャルゲスト:

「馬場と猪木を倒した男」天龍源一郎

普段使わない大太文字を使うくらいの衝撃。

どうしよう。天龍さんですよ!本物ですよ!

天龍さんの御厚意、御紹介下さった

ザ・グレート・カブキさんのお心遣いに心より感謝です。

主任はWWW随一の天龍マニア・立川らく里兄さんです。

今回は「新日本対全日本」をテーマに、

新日・全日二団体時代中心の内容になるかと思います。

オールドファンからドラゲー女子までお気軽にどうぞ。

もちろんレスリングはやりません。

WWWのブログはコチラ

チラシこんな感じ

Www4

 

②9月7日 金曜日

「第7回 中清寄席」

於・吉祥寺 きそば中清

19:00開場 19:30開演

料金:1000円(別途料金にて終演後、懇親会あり)

出演:三遊亭橘也(二席)

ご予約:0422-21-2891(中清)

※席に限りがございますので必ずご予約下さい

やるたびに高座の場所がコロコロ変わることでおなじみ

吉祥寺のお蕎麦屋、中清さんでやってる気ままな会です。

落語は正味一時間、その後の飲みが数時間、

一体何がメインなんだという素晴らしい飲み会です。

落語はともかくお蕎麦とお酒は絶品ですので

それをお目当てに落語も耐えて下さい。

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8月出演の告知

暑さ爆発夏満開の日々、如何お過ごしですか。

エアコン効いた室内でロンドン五輪観るのが

この夏一番のレジャーなのかもしれませんが、

そんな時でも落語会がございます。

こういう時にお運び下さるお客様には

心から頭が下がる思いです。

熱中症にお気をつけて、無理せずご来場下さいませ。

では告知。

 

●8月両国寄席の出番は

8日(水)と13日(月)です。どちらもサラ口、18時の上がり。

エアコンが新しくなった両国亭ですので、涼むにはよろしいかと。

出演者の名前を受付でお申し出頂ければ

当日1500円のところ1200円の前売料金でご入場頂ける

いつものシステムは健在です。お気軽にお申し付け下さいませ。

 

●8月3日 金曜日

「三遊亭円楽独演会」

於・横浜にぎわい座

18:30開場 19:00開演

出演:三遊亭円楽『船徳』『唐茄子屋政談』

    三遊亭橘也、林家あずみ(三味線漫談)

料金:3000円(全席指定)

六代目円楽師の独演会、今回は

若旦那もの二席、そして夏の噺という

いかにも師匠にぴったりな構成。

私の後に円楽師をご覧頂ければ

師匠が永遠の若旦那であることがよーくおわかりになるかと。

ビフォーアフターみたいなもんですよ。

 

●8月4、5、10日

「深川東京モダン館手ぬぐい展連動企画

祭+噺~ワッショイ!ワッショイ!!圓橘の会~」

於:深川東京モダン館2F

8月4日(土)・5日(日)14:30開場 15:00開演
8月10日(金)16:30開場 17:00開演

料金:前売2000円、当日2500円

お申込み・お問合せ:03-5639-1776(モダン館)

今年は深川八幡様の本祭りだそうです。

深川東京モダン館では、展示スペースにて

手ぬぐい展をするそうですが、

そんな中、深川在住うん十年、深川の師匠こと

三遊亭圓橘とその弟子で落語会であります。

お祭りで門前仲町にお運びの皆様、

ちょっと一息のついでに落語もお聞き下さいませ。

詳しくはコチラ

ちなみに本祭りは8月12日(日)です。

過去に二度ほどこちらでお神輿を担がせて頂いた経験がありますが

師匠と二人で担いだ時はあいにくの雨模様でした。

早朝肌寒い中、沿道から水をぶっかけられつつ

ポンコツな私は必死でお神輿に食らいつく、

横で師匠が鬼の形相をしながら

ワッショイワッショイ囃し立ててたあの瞬間を思い出します。

あの後師匠宅で入った風呂で生き返ったっけなあ…。

今年は暑そうだから寒さの心配はないかな。担ぎませんよ。

 

●8月16日 木曜日

「両国エンチョウ寄席~三遊亭好吉二ッ目昇進前祝~」

於:お江戸両国亭

18:30開場 19:00開演

出演:三遊亭好吉(2012年9月、二ッ目昇進予定)
    その他円楽一門二ッ目

料金:1000円(両国寄席のチケット、定期でも入場可)

来月9月1日より、好吉が前座修行を終え

二ッ目に昇進致します。

9月16日は会場の都合でエンチョウ寄席が出来ないため、

前倒しで今月、彼の昇進祝いをさせて頂くことになりました。

前座から二ッ目になる瞬間の世界のきらめきは

経験した者にしか分からない至福であります。

どうか彼の門出を祝ってあげてくださいませ。

 

●8月25日 土曜日

「第302回 圓橘の会」

於:深川東京モダン館2F

14:30開場 15:00開演

出演:三遊亭圓橘『猫の皿』、『牡丹燈籠』より「栗橋宿」
    三遊亭きつつき、三遊亭橘也

料金:前売2000円、当日2500円

こちらは月例・圓橘の会であります。

夏の終わりに怪談をご堪能ください。

 

今月は見事な暇人っぷりをいかんなく発揮できそうです。

8月18日土曜日、DDTの武道館に行くのだけが楽しみです。

アリーナ席、もう売り切れてました。

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