« 極上の | トップページ | 第6回中清寄席ご来場御礼 »

我々の業界ではご褒美です

6月2日は両国寄席に出て参りました。

主任の円楽師は『たがや』

いつも以上に高座で遊ぶ六代目が

嬉しそうに横道に噺を逸らしてく様子を

一太郎と袖で堪能。

「親父すげえな…」

凄い人なんですよ?君のお父さん。

噺家ってだけじゃなくて忍者ですよ。

 

打ち上げは両国駅の近く、国技館の方にある

夕日鍋と焼肉のお店「うえだ」

詳細はコチラ

こっちは大勢なので楽大が潜入して座席の確保。

と、その楽大がこっちに走ってきた。

「兄さん!金村さんいますよ!」

元近鉄の?

「金村キンタローさんですよ」

なんだと…!

今日は両国寄席にSUWAさんが来てて

打ち上げもご一緒だというのに。

体の分厚い人がもう一人増えちゃったよ。

 

お店のほぼ全域を占拠する両国寄席楽屋一同と関係者。

食事の最中、SUWAさんが金村選手に紹介して下さると。

いいんですか!恐縮しまくりつつ

金村選手のお席に向かう。

「あ、あの、円楽一門の三遊亭橘y」

「チョップでええんか」

「?」

SUWAさん、僕を羽交い絞めにしてどうしようと?

「彼はね、ドMなんですよ」

SUWAさん、紹介の仕方おかしいですよ!

プロレスファンですよ!性的嗜好は関係ないでしょ!

あとドMじゃないです!

金村選手曰く、得意じゃない方の角度で一発。

物凄い衝撃!!何というパワー!!

感動の中、「ありがとうございます!」

御礼申し上げて自分の席に戻る。

 

しばらく談笑、このお店の夕日鍋

通称スカイツリー鍋が実に美味。

いやあ楽しい打ち上げですな!

と思ったらいつの間にかまたSUWAさんに連行されてた。

「それが気に入らん」

私のシャツがお気に召さない金村選手。

躊躇なく地肌を出させて頂く。

手刀を研ぐ金村選手。すぐ横に六代目。

Img_1048

先程とは比較にならないインパクト。

SUWAさんがおさえて下さらなかったら吹っ飛んでた。

うずくまる自分。すぐ我に返り「ありがとうございます!」

ふと横の円楽師を見ると

鍋の汁をおたまですくってこっち見てる。

「背中にかけようと思ったのに」

いやちょっと待って!違うでしょ?

そういうプレイじゃないでしょ?ドMじゃないのよ?

 

席に戻る。

しばらく談笑。いやあスカイツリー鍋美味しいなあ。

金村選手がお帰りの様子。

お見送りに行く。

SUWAさん既に羽交い絞め。

何だこの息の合った動き。

楽大「兄さん!眼鏡外して!」

知っているのか、楽大!

胸板にチョップではなく張り手を頂戴する。

膝から崩れ落ちる自分。

SUWAさんの「橘也くん!お礼言って!」の一言で

我に返る。

いかん!これはご褒美だ!ご褒美なんだ!

「ありがとうございますッ…!」

金村選手は強く優しい握手をして下さいました。

プロレスファンでよかった。本当に良かった。

 

打ち上げもお開き。円楽師匠、ご馳走様です。

さあそろそろ、と思ったら

六代目の周辺が騒がしい。

SUWAさんが僕の右手を持って挙げる。

えっ?

円楽師「お前か!」

えっ??

「お前か、追加注文したのは。もう会計済んでんだよ!」

いや僕じゃないっす!僕じゃないっす!濡れ衣です!

師匠自らお裁きを下さる事に。冤罪なのに。

お作法を先程の三発で心得た自分は

そっと胸をはだける。構える師匠。

六代目三遊亭円楽師の手刀が僕の胸を切り裂く。

師匠、手加減という言葉を御存知ですか。

うずくまる自分。

意識を振り絞り「ありがとうございます!」

忍者の弟子こと円楽師がテーブルの上に

武器になる物がないか物色し始めたので逃げる。

席に戻る。師匠、さっきの手刀が僕の乳首をかすめたんです。

しかも金村選手の二発目と同じ箇所への打撃だったんです。

一太郎、お前の父ちゃんは凄い人なんだぞ。

 

打ち上げも今度こそお開き。

栄楽師匠が僕の顔見て

「俺もチョップ打ってみてえなあ!」

もう勘弁して下さい…。

翌朝シャワー浴びる時に鏡を見たら

右胸にナスカの地上絵みたいな手形。

突っ張られることが男の、たった一つの勲章と

この胸に信じて生きてきます。



|

« 極上の | トップページ | 第6回中清寄席ご来場御礼 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1324545/45524836

この記事へのトラックバック一覧です: 我々の業界ではご褒美です:

« 極上の | トップページ | 第6回中清寄席ご来場御礼 »