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2012年2月

師匠の言葉

昨日2月26日は深川東京モダン館にて

圓橘の会でした。

大勢のご来場で、椅子が足りなくなるくらい。

お寒い中、有難うございました。

次回は3月18日日曜日、15時開演です。

4月以降は月最終土曜日の昼間になるようです。

またこちらにて案内も致します。

 

楽屋で師匠と居る時、打ち上げの時、

色々師匠に言われた言葉。

前座の頃は右も左もわからなくてとにかく怒鳴られてただけ。

ここ何年かはそういうのは無くて。

師匠がポツリポツリと僕に言う言葉を噛みしめる。

自分にはもったいない言葉を、たまに貰う。

マクラから本題へのリズム、メリハリについて。

本を読むのが好きな師匠。

文章も、リズムが大事と師匠は言う。僕もそう思う。

僕の特性を見た上で、お前はこうやった方が良いと。

 

落語の良さ、凄さ、素晴らしさを

一人でも多くのお客様に伝えたいという想いで

高座に上がる師匠。

ちょいちょいそれを、師匠は楽屋で口にする。

この業界は正直、好きじゃないのかなとも思う。

息苦しい時もあるんだと思う。

落語が好き。それだけ。

つくづく自分の師匠はこの人以外にありえないんだと

再認識する今日この頃。

師匠の生理に合わない弟子は不幸である、とは

談志師匠のお言葉。仰る通りで。

僕は果報者だ。

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手帳は高橋に限りやす

入門以来、仕事の予定を把握するために手帳は欠かせなくて。

お前そんな忘れるくらい仕事ねえだろ!っていう

いつものご指摘は無しの方向で。

前座の頃は忙しかったのよ。いやホントに。

毎年、手帳は高橋。

一番使いやすい。大きさも、レイアウトも。

手帳は高橋。

今年も買った。ポツポツと入ってる予定を埋めてみる。

うん。手帳のポテンシャル、キャパシティを

全然活かしてねえ仕事量だな。

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香り

かおりって言っても、楽京兄の奥方様ではないんでして。

良い香りのものが殊の外好きなわけです。

お香大好きでして。

今年の正月から、マメに室内の掃除をする事を

習慣にしておりまして。

掃除機をかけつつ室内を換気、

その後綺麗になった部屋にお香を焚くわけだ。

こんな優雅なひと時ないわけですよ、ええ。

その後煙草吸って台無しにするんだけど。

 

お香を同封したお便りを頂戴しました。

品の良い香り。

匂いに敏感で、かなり好みがはっきりしているんですが

好きな香りに出くわすと嬉しいもんです。

 

うちの師匠がよく「寄席の香りのする噺家」だの

「江戸の香りのする高座」だの

言われるわけで。

自分もそういうとこに憧れて入門したんだよなあ、と

ふと思う。加齢臭はしない。師匠も匂いに五月蠅い。

 

自分もそういう香りのする高座が出来るようになるかね。

好の助は三人旅の稽古でうちの師匠に

「お前のはアスファルトの匂いがする」って言われたらしいけど。

滲み出るものってのは中々変わらんね。

自分は多分、汗臭い。

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第5回中清寄席ご来場御礼

2月3日、節分。

吉祥寺のお蕎麦屋さん、中清さんで第5回目の勉強会。

自宅から徒歩5分ですら寒さに心くじけたくらい。

ご来場の皆様、本当にありがとうございました。

『牛ほめ』『竹の水仙』の二席。

おかげさまで高座に向けて

豆を投げつけられることもなく。

牛ほめはやる予定なかったんだけど、

お客様が持ってらした、噺家を題材にした漫画とやらを

拝見して、牛ほめの事に触れてたのでつい。

そういう漫画あるのね。ビッグコミックだっけ?

前座の修行っぷりを描いてるみたい。

チラッと見たらいい雰囲気の漫画だった。

どうせなら生々しいやつをお願いします。

でもリアリティ追求しすぎて

延々打ち上げの席で焼き鳥の串抜いたり

水割り作ってる姿描いても面白くないし。

「若いんだから食えるでしょ!」

「芸人なんだから飲めるでしょ!」

っていうフレーズに思わず顔が歪む姿も笑えないか…。

芸人だから飲むだろ打つだろ遊ぶだろっていうイメージ、

いい加減どうにかなんないもんかね。

程々ですよ。身を持ち崩す遊びは人として駄目ですし、

そんな人、知ってる限りではいないです。みんなまともです。

中清さんでの打ち上げは実に和やか。

品の良いお客様が多いのは御店主夫妻のお人柄。

酒も美味しいし。「而今」って酒が凄い美味しかった。

こういう酒席が良いやね。

 

毎度アットホームな空気の中、落語出来て楽しい会です。

次回は6月8日金曜日、19時半から。

お客様から『ねずみ』をやってほしいとのリクエストを

頂いたんだけど、まだ持ってないな、ねずみ。

稽古いかなくちゃね…。

 

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ソウルフード

先日、全楽師匠の仕事にご一緒させて頂いて。

その際、師匠が年末年始にかけて

仕事で行っていた越後湯沢での話になって。

何しろホテルに缶詰めで複数回公演、

夜の部が終わった頃にお腹空いても

食堂が終了してて大変だったと。

やむを得ずコンビニにカロリー源を見出してたようで。

年末年始、世間様は蕎麦だおせちだカレーもいいねと

はしゃぐ中、何たる苦行。

来年、師匠が行く事があったら、お夜食を用意して下さいませ。

そんな越後湯沢のコンビニで、師匠が見かけたある一品。

「イタリアン焼きそば」

…???

…えっ???

師匠曰く「ソース焼きそばのミートソースがけ」

らしい。

コンビニ店員さんが言うにはご当地グルメの一つだ、と。

僕の実家の近く、富士宮は富士宮焼きそばで

一躍知名度上げた実績があるけど、

どこもB級グルメの研究開発に余念がないようで。

焼きそばにミートソースならすぐ出来るから、

試しにちょっとやってみた。

3玉128円の焼きそばとレトルトのミートソース。

試作には十分だろう。

冷蔵庫事情による具の不足もあって、B級具合に拍車がかかる。

ソースは薄めにしといた。

実食。

…美味い。

味としてはミートソースの方が強い。

ソースの香りがミートソースにもう一段階の深みをもたらす。

口中に広がる馥郁たる味わい。

コクのあるソースが、細い焼きそば麺によくからむ。

見た目ほどくどくなく、それでいてあっさりしすぎという事も無く。

甘からず、かといって辛からず、かといって…いや美味いんだって。

嗚呼、全楽師匠はこれを味わいながら

冬空の下、仕事を…!うぅっ…。

ちっ、涙で前が見えねえ!塩辛えぜ!

皆さんもお試しあれ。

男の悲哀とダンディズムを体現した魂のグルメ、おすすめです。

いや、普通に美味いんだって。








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2月の告知

ツイッターの方がお手軽なんですよ…。

こっちほったらかしですな。ずっと前からその傾向はあったけど。

そんな間抜け野郎から告知。

 

●今月の両国寄席の出番は

2月10、11日です。11日は師匠圓橘が主任でございます。

いつも通り17時半開場、18時開演。

受付で私の名前を言うと「あの人と関わらない方が良いですよ」

と真面目に忠告されたり前売料金になったりするらしいです。

 

●2月3日 明日じゃないか。

「第5回 中清寄席」

19時開場 19時半開演~20時半終演予定

於・吉祥寺 きそば中清

出演:三遊亭橘也(二席)

料金:1000円(別途料金にて打ち上げあり)

お問合せ:0422-21-2891

終演後は中清さんのお蕎麦、いける口の方はお酒をどうぞ。

私の落語が不出来だったとしても豆をぶつけるのはやめてください。

 

●2月16日 木曜日

「両国エンチョウ寄席」

18時半開場 19時開演

於・お江戸両国亭 

出演:三遊亭橘也 三遊亭好の助 特別ゲスト(幹部)

料金:1000円(両国寄席のチケット、定期でも入場可)

二ッ目勉強会たるエンチョウ寄席ですが、

今回はゲストの方がいらっしゃいます。

私と好の助が一番楽しむ会になりそうです。

 

●2月18日 土曜日

「三遊亭全楽独演会~全楽GO!・日本橋篇」

13時開場 13時半開演

於・お江戸日本橋亭

全楽師匠の独演会です。

私も師匠の前にちょこちょこっと出ます。

2012年一発目の会なので

ご来場の方にはもれなく師匠の手拭いプレゼントだそうです。

お寒い中ですが、土曜の昼間です。億劫がらずにご来場を。

 

●2月26日 日曜日

「第296回 圓橘の会」

14時半開場 15時開演

於・深川東京モダン館

出演:三遊亭圓橘 長講一席・雪の夜噺『鰍沢』

料金:前売予約2000円 当日2500円

お問合せ:03-5639-1776(モダン館)

月例圓橘の会です。お待ちしております。

深川東京モダン館のサイトがリニューアル致しました。

随分見やすくなりましたので、詳細は上記のリンクからどうぞ。

 

今月は地元沼津での仕事が多いのであります。

一回の帰省でまとめて仕事出来れば良いのですが

中々そうはいかず。

さて、明日の中清寄席のために稽古するか…。

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