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2011年11月

急襲

ブログの更新という行為を日常化できない程度の怠け者です。

どこへ行った、何を食った、何を演ったなんて

一々書いても面白くねえしな、っていう言い訳すら虚しい。

なんだかんだであちこち行ってます。

 

11月23日、勤労感謝の日。晴天。

吉祥寺東コミュニティーセンター九浦の家にて

九浦の家落語会。

好きに勉強させてもらえる貴重な場です。

『だくだく』をやってみた。しんどい、楽しい、大好き。

まだまだこれから色々できそうなので

ちょくちょくやる事にします。

サゲ変えてみたんですけど、当面はあれで。

こないだ小圓朝兄さんから「ベストじゃないけどベターだね」

とのお言葉を頂戴しました。そう思います。

いくつか案はあったんだけど、もっと良いの思いつくまで

あれでいきますか。

快適な気候で汗はだくだくせず。

 

せっせと噺を進めて、泥棒が八公の家に突撃するよっていう

その瞬間に異音。耳元に羽音。

蜂が襲ってきた。

噺の最中だから軽く払って続けようとするとまた羽音。

蜂が攻撃対象と認知したらしく

何度払っても襲い来る。

演ってたのが『蚊いくさ』だったら見事な演技だったのに。

噺中断、だって怖いもの。

蜂が空気読んでいなくなってから再開。

何とかやり終えて、今日の演目や次回予定を喋ってたら

また蜂が来た。

こっちの蜂公に槍で刺されたら

チクチクっと刺されたつもりじゃ済まない。

毒毒になっちゃう。この時期の蜂危ないんだよ。

お客様のアンケートに

「噺の中の家財道具はウソなのに

蜂は本物で面白かったです」

って書いてあった。

蜂公ありが…有難くねえよ。

 

無傷で済んで着替えて帰ろうとしたら

携帯にメール。NHKのニュース速報。急襲。

蜂の巣突いたような騒ぎ。

ご冥福をお祈り致します。

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11月の予定

今日11月2日は一の酉だったんですね。

道楽師匠のお供で熊谷の小学校行って

帰りに昼間っからビールご馳走になって

すっかり上機嫌のまま帰宅してから気付く始末。

こんなほろ酔いじゃご利益ないんで二の酉か三の酉で。

 

酒も抜けたので冷静に告知。敬称略。

●11月9日 水曜日 14:00~

「六代目円楽プロデュース 東京四派落語競演会」

横浜にぎわい座 全席指定3000円

出演:三遊亭遊雀、立川生志、柳家三三、三遊亭全楽、三遊亭橘也

 

●11月11日 金曜日 19:30~

「第4回 中清寄席」

吉祥寺・中清 落語:1000円(終演後別途料金にて打ち上げ)

出演:三遊亭橘也(二席)

お問合せ:中清0422-21-2891

※席に限りがありますのでご来場の方はご予約下さい

 

●11月12日 土曜日 14:00~

「小島貞二記念 寄席清華亭」

市川・清華園(市川市中山4-14-1)

出演:三遊亭橘也 他

お問合せは公益財団法人市川市文化振興財団
047-379-5111 にどうぞ

 

●11月15日 火曜日 19:00~

「三遊亭全楽独演会」

お江戸日本橋亭 

出演:三遊亭全楽、三遊亭橘也

いつもお世話になってる全楽師の会でございます。

 

●11月17日 木曜日 13:30~

「日本橋お江戸寄席」

お江戸日本橋亭 

出演:笑福亭明光 三遊亭橘也 神田陽司 立川ぜん馬 
          M2 土橋亭里う馬 

 

●11月20日 日曜日 15:00~

「第294回 圓橘の会」

深川東京モダン館 前売2000円 当日売2500円

出演:三遊亭圓橘『目黒の秋刀魚』『木乃伊取り』
    三遊亭橘也

お問合せ:深川東京モダン館03-5639-1776

 

●11月23日 水曜日(祝日) 14:00~

「九浦の家落語会」

吉祥寺東コミュニティーセンター「九浦の家」 500円

出演:三遊亭橘也(多分二席くらい)


 

●11月27日 日曜日

「特別企画公演 五代目円楽一門会」

国立演芸場 (指定席)一般:3000円 

             学生:2100円 障害者:2400円

出演:三遊亭竜楽、チャーリーカンパニー、三遊亭兼好、

 三遊亭楽生、三遊亭鳳志、ニックス、三遊亭きつつき、三遊亭橘也

お問合せ:国立劇場チケットセンター(午前10時~午後5時)
      0570-07-9900

 

●今月の両国寄席

11月10日、14日(15日は出ません)

お江戸両国亭 前売1200円 当日売1500円

お問合せ:両国寄席楽屋03-3635-7619
      (両国寄席期間内、16時以降でお願いします)

 

その他ちょこちょこ仕事したり惰眠貪ったりしてます。

さて、中清寄席と九浦の家、何やろか…。

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博多天神落語まつり三日目

10月30日、雨。

博多天神落語まつりも千秋楽。

これでチケット売れなきゃもう落語界終わるぞってくらいの

豪華な番組が並ぶ。

僕はこの日も楽屋番という名の

特等席を確保。

まずはイムズホールにて

極め付け音曲噺の会

たい平師『七段目』正雀師『稽古屋』

好楽師『親子酒』(途中で美空ひばりの歌が入る)

市馬師『片棒』(もちろん歌う)でお仲入り。

市馬師匠の高座を博多で三席聴けた。

ゆったりした雰囲気と安心感。

焦る癖のある自分はこういう師匠に学べばいいのかも。

仲入り後、圓橘『音曲風呂』

他にやる人いるのかな。

今度は師匠の『庖丁』を是非博多で…。

主任の染丸師匠が『掛取り』

これぞ音曲噺、という佇まい。

 

いそいそとキャナルシティ劇場へ。

第二回東西会長・副会長の会。

まずは落語協会から

「ただの理事」正蔵師匠で『ハンカチ』

続いて落語芸術協会拭く開帳、

小遊三師匠で『蛙茶番』

上方落語協会会長、三枝師匠『ピッカピカの一年生』

でお仲入り。

休憩後、上方落語協会副会長(にさせられた)

鶴瓶師匠『かんしゃく』

主任は勿論、落語芸術協会怪鳥

歌丸師匠で『井戸の茶碗』

あー面白かった。

 

鶴瓶師匠のかんしゃく、面白いわぁ。

師匠と弟子っていう設定に変えてた。

松鶴師匠のエピソードが、もうそれだけで

その辺の小咄より遥かに面白いわけで。

楽屋にいらしてた風喬兄さんから伺ったけど

伝説ですな、もう。凄い。松鶴一門凄い。怖い。

 

今年は上方の師匠方の噺もたくさん聴けた。

このような場があってこその交流。

六代目に感謝。

来年は11月2,3,4日だそうです。

ちょっと遠出してでも聴きたい番組が

きっと来年も目白押しですよ。

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博多天神落語まつり二日目

10月29日、小雨。

博多天神落語まつり二日目。

毎年行ってるんだから朝早いの知ってるってのに

前夜のハイボールが残ったままホテルを出る。

いや、濃かったんですよ…。ハイボール…。

 

まずはJR九州ホールでこども寄席。

こちらも番組として定着したようで。

親子連れの皆様をご招待して落語を知って頂く。

兼好兄、ひろ木兄、桂そうばさん、私の四人と

お囃子の小きぬ社中の皆様。

去年も一昨年もやったので段取りは問題なし。

…僕の中では。

 

僕は根っから小心者なので、きちんと事前に

準備しないと高座上がれないんです。怖くて。

流石にひろ木兄さんは格が違う。

「これやって、この小咄やって、仕草の説明して、

子供さんに体験してもらって、社中の皆様呼び込んで…」

何故子供の前に先輩に解説せねばならんのだ。

傍で様子を見ている兼好兄さんも「いいんじゃない?」みたいな顔。

いいんじゃない?の前に(どうでも)が隠れてそうな雰囲気。

明らかに疲れている。さては昨夜飲んでたなッ!

人の事言えないけど。

いいさ、俺一人でやってやるさ。

桂そうばさん楽屋入り。

地元福岡出身のそうばさんが

博多弁で『動物園』をやりたいとの発言。

他の先輩が疲れでしなびてる中、気概を示すこの言葉に

感動する私。こうでなくてはいかん。

 

開演。去年より明らかにお客様が多い。

ひろ木兄さんと僕で解説。

なんだかんだできっちりやる兄さん。

要所要所で一番言うべき解説をことごとく忘れる

お茶目な演技も去年より磨きがかかっている。

そこを私が補完するだけ。見事なコンビプレイ。

もう兄さんと全国の学校回りたいくらいの出来栄え。

 

仲入り後は落語実演。

まずは兼好兄さんで『つる』

流石好楽一門のお家芸。

続いてそうばさんの『博多弁動物園』

博多弁が出ない。

「あかん!」って言ってから「いかん!」と言い換えてる。

楽屋一同総ツッコミ。

「全然出なかったわ!」と本人談。

『博多弁“風”動物園』にネタ帳の表記を自ら訂正してた。

 

雨の中会場移動。

続いてキャナルシティ劇場へ。

東西若手ベテランの会と題した番組。

圓太郎師匠、市馬師匠、雀々師匠、歌丸師匠、

米團治師匠、歌之介師匠、文珍師匠という豪華キャスト。

このメンバーで若手と言われたら自分は赤子ですな。

先の長い商売だこと。

初めて聴いた圓太郎師匠の上手さに感動。

TBSの落語研究会で師匠の高座聴いた事はあるけど

生では初めてなもんで。聴いてて気持ち良い。

主任の文珍師匠までがっつり堪能してから

更に移動。イムズホールへ。

 

本格古典と正本芝居噺の会。

仲入り後、正雀師匠が彦六師匠直伝の

芝居噺をたっぷりやるのが目玉。

もうこれをおやりになるのは正雀師匠だけ。

客席も落語通な雰囲気が漂う中開演。

先程の会場に続き、圓太郎・市馬両師匠の高座を満喫。

そして上がるは師匠圓橘。

楽屋で師匠の顔見た時、凄くホッとした。

「一人で飛行機乗れるんだね」

「博多で迷子にならなくてよかった」

心からそう思った。

「ちゃんと落語出来る?扇子持った?手ぬぐいは?大丈夫?」

我が子を見送る母の如く師匠を高座へ送り出す。

師匠は『小言幸兵衛』

いつも聴いてる師匠の噺を博多で聴くのが何か新鮮だった。

お後鳳楽師『夢金』

正雀師匠のネタとつくんだけどなあ…。んー…。

 

そして正雀師、芝居道具を引っ提げて高座へ。

ネタは『鰍沢』

生で観られて良かった。

おまけで奴さんも踊っちゃう正雀師のサービス精神。

実に華やかな高座でございました。

 

お前こども寄席の後、何してたの?

金も払わず落語聴いてたの?

とお思いでしょうが、ワタクシ楽屋番という大役がございました。

ええ、遊んでたんじゃないですよ。

 

打ち上げで正雀師匠が、市馬師匠の歌に合わせて

またも踊りの大サービス。巻き起こる正雀コール。

上方ののんき師匠のプレスリーに合わせて踊る鶴瓶師匠。

愛想のない自分に欠けているものを痛感した。

一方その頃、師匠圓橘は

森伊蔵の飲み過ぎで足に来るほど泥酔しておりました。

だからお水も飲むように言ったのに…。

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博多天神落語まつり初日

10月28日、金曜日。天気失念。

六代目円楽師プロデュースによる

博多天神落語まつりの初日。

有難い事に、六代目にこのポンコツを使って頂いて

博多へ行くのも四回目。

今年は師匠・圓橘もメンバー入り。ありがたやありがたや…。

師匠の鞄をゴロゴロ引きながら空港へ。

まだ誰も居ない。トイレ行って戻ったら

好吉とたい好が恐らく人の財布で買った

朝食をムシャムシャ食べてる姿。

財布の主であろう好楽師匠と王楽兄さん発見。

 

徐々に集まるオールスターズ。

売れっ子の皆様特有の賑やかさを

遠くでぼんやり眺めつつ飛行機へ。

 

今年は四会場にて同時多発落語会。

まずは勝手知ったるイムズホールへ。

若手の会with大物ゲスト。

好吉、桂小鯛さん、春風亭昇也さん、私、大物ゲストで仲入り、

林家ひろ木兄さん、桂二乗兄さん、王楽兄さんが主任。

円熟味より若さを優先したのか、はたまた木戸銭の安さか

それとも大物ゲスト目当てなのか

大勢のお客様がいらっしゃる中開演。

 

上方の皆様もいる、上の方も下の奴もいる、

そんな番組でゲストの前に出るという状況。

はしゃいでないっすよ。俺はしゃがせたら大したもんですよ。

むしろ緊張で押し潰されそうでしたよ。

 

好吉は親御さんが客席で見守る中悠然と『子ほめ』

お後桂小鯛さんが『動物園』

キラーコンテンツですよ、勝ちに行ってる人のチョイスですよ。

昇也さんと話し合う。どうしよう、と。

上方の人に東京の落語つまんねえって思われたくないし。

昇也さんの『転失気』。素晴らしい高座。

昇也さんの高座面白かった。

大物ゲストも無事楽屋入りされたので安心して高座へ。

ご当地にちなんでゲストも替え玉ですって

息子が来るかと思ったがそんな事もなく。

あれこれ喋ってから『桃太郎』

時間内に収まって良かった。

自分で言うのもなんだけどお喜び頂けたかな。

前の方で思い切り笑ってるオジサマがいらした。

あの方は若手の不安な魂を救うために

スタッフが仕込んだサクラなんじゃないかってくらい。

僕が喋ってる最中にハエが

高座の上飛んでたらしい(王楽兄情報)けど

気付かなかった。

あれだけ笑って頂けたらお後のゲストも

納得して下さったかな、と。

お後ゲストの六代目。

「お前が元気にやったから俺は聴かせる噺でいいな」

と仰ってた。ネタは『そば清』

準備に忙殺されて疲労困憊だろうに。頭が下がります。

ハエはゲストに恐れをなしてどこかへ行ってた。

自分の出番を終え、ほっとして楽屋へ戻る。

楽屋でハエが飛んでた。そんなに俺が好きか。

追っかけのファンが出来るくらいになりゃ大したもんですよ。

  

仲入り後、ひろ木兄が三枝師匠作『読書の時間』

二乗兄さん『はてなの茶碗』

主任王楽兄『一文笛』

上方落語特集の会だっけ?という並び。

福岡在住の知り合いが観に来てくれたんだけど

初めて聴いた落語、面白かったって言ってくれたのが

凄くうれしかった。誘って良かった。

 

夜の打ち上げは水炊きのお店。

これがまあー美味いこと美味いこと。

何でも美味しい博多の街だけど

水炊きが一番好きかもしれない。

博多へお越しの際は博多華味鶏さんへ是非。

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