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2011年2月

皆様あってのワタクシでございます

2月26日。上尾にて。

以前講談の、神田あおい姉さんの会に

助演で出させて頂いた時に御紹介頂いた

加藤さんという方に、お招き頂きました。

 

加藤さんは落語も講談も相当お好きなようで、

以前あおい姉さんの会にお呼ばれして、

喫煙所で煙草吸ってたらたまたま加藤さんもいらして。

色々お話したけど造詣の深い方で。

若手を応援するのが好きなんだ、って。

ありがたいことです。

そういう方がいないと僕ら成り立たないんですから。

 

この日は二席。僕一人。

『牛ほめ』と『佐野山』

高校生の子が聴いててくれたらしいんだけど、

後で加藤さんに聞いたら、楽しんでくれてたみたい。

そういうのが本当に嬉しい。

 

終演後、酒席。

河豚ですよ、河豚。

フクと言って有難がる、あのお魚さんですよ。

後に用事があったのであまり長居出来なかった

あの日のスケジュールを心から呪った。

 

一人の仕事故緊張もしましたが

のびのび勤められました。有難うございました。

これからも食えない若手を助けてやってくださいませ。

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第4回こみとら落語会

2月21日。

全楽師匠の会にお呼び頂いた。

新座の中華料理屋さん「古味虎」さんでの

「第4回 こみとら落語会」

全楽師匠の独演会。そして毎回前座は私。

抱き合わせで申し訳ないです。

 

落語会って、会場によっては先輩の高座を聴けなかったりする。

モニターがないとか、楽屋が遠いとか、色々。

ここは師匠の高座をがっつり聴けるので

前日のらくごカフェに続いてまたも客に成り下がった自分。

当然僕の高座も丸聞こえなんだけど。

 

この日の師匠は『明烏』

『紺屋高尾』もそうなんだけど、あれくらいの年齢の

登場人物を演じる全楽師匠が好きです。

師匠も、今だからやれるって仰ってたけど、

そういう年齢制限ってあるような気もする。わかんないけど。

でもジジイになってあの若旦那はねえ。

いつも通り師匠の高座をじっくり聴けて満足。

こんなんじゃ「てめえ金返せ」って怒られるだろうけど。

 

打ち上げも賑々しく。お客様もお楽しみ頂けたんだと思います。

料理美味しいからね。開演前におこげを頂くの。

あれが好きなのよね…。ホント何しに行ってんだろ。

 

次回の開催があるかないかはお客様のご要望次第のようです。

是非お近くの皆様、ご支援くださいませ。

その時に私が呼ばれるかどうかは、師匠次第のようです。

是非お近くの…これは自分で努力するしかないか。

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笑福亭鉄瓶兄さんに惚れ直す

またブログの更新をさぼってしまった。

ご覧下さってる皆様、申し訳ないです。

なんだかんだで2月も終わり、早いもんです。

 

20日は初めてのらくごカフェ。

上方の笑福亭鉄瓶兄さんの会

『お江戸で鉄瓶かーい!』

恐れ多くも第一回目のゲストにお招き頂きました。

去年の博多天神落語祭りにて初めてお会いした兄さん。

お互いの高座も聴いた事がない状態での邂逅。

それもネタにまず兄さんのオープニングトーク。

鶴瓶師匠のイズムをはっきりと味わえました。

滅茶苦茶面白い。

日常の出来事をああやって面白く話せるのは

まさに師匠の真骨頂。流石だなあ…。

 

その後に僕。今月のヘビーローテーション『佐野山』

「こっちには無いわ、ああいうの。面白かったわ」

って兄さんに言って頂けて嬉しかった。お世辞かな。

お後、兄さん『テープレコーダー』(私落語)と『青菜』

『青菜』は以前九雀師匠のが最高に面白かったんだけど

その九雀師匠直伝だそうで。

楽屋で客と成り下がった私。勉強させて頂きました。

 

打ち上げの席に加えて頂く。

お客さんが、本当に兄さんが好きで応援してるってのが

伝わってくる打ち上げ。

よくなかった点を指摘して頂くのも大事なんだけど、

兄さんのあの噺が良いよね、とか

今度あれやってよ、とか

そういう話題が飛び交ってた。

羨ましいなあって思った。良いお客様に囲まれてる兄さん。

兄さんもその期待に応えるべく全力で汗かいて喋って。

良い関係ですよね。

そういう面も含めて、上方の先輩方は

サービス精神が旺盛。見習わないとなあ。

 

兄さんは、これから定期的に東京での会も開催されるそうです。

是非その際はお運びを。

僕も兄さんが東京にいらした時に

自分の会にお招きするくらいの恩返しが出来るようにならなきゃ。

有意義な一日でした。楽しくてしょうがなかった。

鉄瓶兄さん、有難うございました!

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今週末はコチラへどうぞ。

2月20日(日)

『お江戸で鉄瓶かーい!』

笑福亭鉄瓶独演会

於・らくごカフェ

(千代田区神田神保町2-3 神田古書センター5F)

13:30開場 14:00開演

前売1,800円、当日2,000円

出演:笑福亭鉄瓶、三遊亭橘也

男の色香を漂わせる大人の噺家、

鉄瓶兄さんの高座を是非ご堪能ください。

私も邪魔にならないように頑張ってみます。

お待ち申し上げております。

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ご来場有難うございました

2月16日、水曜日。両国エンチョウ寄席。

まだお寒い中、円楽一門若手の勉強会に

お付き合い下さいました皆様、有難うございました。

以前は両国寄席中に二ッ目勉強会の日があったりしたのですが

今はこのエンチョウ寄席がそういう位置づけです。

二ッ目ですと、寄席ではあまり長い噺もできませんので

こういう機会にのびのび勤めさせて頂いております。

緊張はしてるんですが、要らぬ緊張をしてない分だけ

楽しんでおります。

 

昨日の演目は

好吉『子ほめ』 好の助『伽羅の下駄』 鳳笑『饅頭怖い』

サンポウさんのコント 橘也『佐野山』

でございました。

 

伽羅の下駄って初めて聴いたけど、なんだろう、

『火炎太鼓』を駆け足で聴いた様な気になる噺?

ああいう「そのダジャレ言いたいだけだろ」みたいな噺って

作った人、思い付いちゃった人の

喜びとか噺として整えようと苦労した姿が

何となく目に浮かぶから好き。『茄子娘』とか。

 

鳳笑が凄く楽しそうだった。びっくりした。

二ッ目になって、結婚もして、人生謳歌してます!っていう感じ。

幸せなんだろうなあ。薬指の指輪が輝いてやがる。

「私よりカミサンの方が働いてますから!」

だってさ。リアル厩火事。

「最近はゴミの分別もするようになりました!」

って、今までどうしてたんだよ。

 

「期待の新人」(好吉談)サンポウさんのコントも

初めて観た。

期待の新人は私よりずっと早く楽屋入りして稽古に励んでた。

好吉にお茶持って来させたり、好吉にオチの段取り考えさせたり

台本が頭に入らないとぼやきながら楽屋で東京かわら版読んだり

開演前に近所でつけ麺食べて苦しくなったりetc.

流石大型ルーキー。風格すら漂う。

他ではコントやらないみたいなので、

ご覧になりたい方は是非エンチョウ寄席へお運び下さいませ。

 

私は道楽師匠に教わった佐野山。

無駄に長くなってすみません。

つい色々喋ってしまって。

前からこの噺やりたかったんだけど、

覚えてさあやるぞと思ったら八百長問題勃発。

このタイミングがもう八百長なんじゃねえかってくらい。

インサイダー取引のような。

偶然ってのは恐ろしいです。

やってて楽しいです、これ。

これからちょいちょい高座にかけてみよう。

 

4月16日のエンチョウ寄席にまた出演します。

その日は楽大の二ッ目昇進披露。

皆様お運びの上、祝福してやってください。

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2月両国エンチョウ寄席

2004年12月。

その年の10月に師匠から入門の許しを得て、

東京での生活がスタートして、初めての冬。

当時は今より質素な、というか

ザ・修業期間っていうアパート住まい。

四畳一間、ゆとりのない暮らし。

一向に身のこなしが洗練されない

前座としての自分。怒られる日々。

そもそも田舎者の自分には東京という場所も

先入観に基づく不安しかなくて。

家に居ても気が休まらなかった、ような気がする。

覚えてないけど。

そんな2004年の12月末、東京に雪が降って。

それを安アパートから見てたら

物凄く悲しい気分になったのだけはよく覚えてる。

 

あれから6年。

雪化粧した東京に郷愁めいたものを感じたりして、

お前いっちょまえの都会人気取りか、このどん百姓が!

と言われても反論の余地もなく。

相変わらず、寒さを分かち合う相手も居ない

一人住まいで呑気に生き長らえております。

 

そんな前置きとは一切関係なく、明日の告知。

 

2月16日 於・お江戸両国亭

『両国エンチョウ寄席』

19時開演、木戸銭は1000円。

両国寄席の定期券・チケットも使えます。

出演:サンポウ、好の助、鳳笑、橘也

サンポウさんはコントです。

三遊亭鳳志兄さんではないです。

武藤とムタくらい違います。

もしくは大仁田とニタくらい違います。

 

まだまだ寒さの厳しい日々、

夜のお運びは億劫かと存じますが、

若手の勉強会にお付き合い下さいます様

お願い申し上げます。

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今月の告知を少々

2月になりました。

ニッパチという言葉に慰められております。

ああそうさ、ニッパチだからさ。きっとそうさ。そんなもんさ。

暇ですな。大丈夫かな。

3日、稽古やら仕事やら終えて帰宅して、

沼津の三明寺さんで頂戴した豆があったので

歳の数だけ食べてみたんですが少し余ったので

恐る恐る室内に撒きました。

恵方に向かって黙って涙を流したくなるような気持ちになりました。

独り身の豆まきは悲しいです。

 

そんな2月の告知を。

2月5、6日。

両国寄席。

17時半開場、18時前頃開演

どちらもサラ口(18時過ぎの出番)です。

土日ですので、お暇な方、是非どうぞ。

詳しい番組はコチラ

 

2月16日。

両国亭・両国エンチョウ寄席。

19時開演、入場料1000円(両国寄席の定期・チケット使えます)

出演はサンポウ(鳳志兄さん)、好の助、鳳笑、私。

鳳志兄さんがコントをやってるらしいってのは

前から噂では聞いてたけど、私は初めてご一緒します。

気になる皆さんも、そうでなくてもご来場ください。

私は落語やります。コントは、いや、出ないと思うけど。

 

2月19日。

月例・むさし坊神田寄席。15時開演。

神田西口、むさし坊さんでの圓橘一門の会です。

出演は三遊亭圓橘、橘也、春風亭昇吉。

詳しくはコチラ

 

2月20日。

笑福亭鉄瓶兄さんの東京での会にゲストとして。

於・らくごカフェ 13時半開場、14時開演。

前売り予約1,800円、当日2,000円。

鶴瓶師匠門下らしい華のあるお方、

鉄瓶兄さんを是非ご堪能ください。

お待ちしております。

お問い合わせは

松竹芸能:06-6649-8640 です。

 

2月24日。

三鷹の武蔵野芸能劇場にて

武蔵野小圓朝の会。

18時半開場、19時開演です。

 

おいおいそれだけか、今月の出番はよぉ・・・。

いや、もうちょっとあるんすけどね。うん。

とにかくご来場、お待ちしております。

特に、ってのも変な話なんですけど、

20日の鉄瓶兄さんの会、宜しくお願い致します。

兄さんが折角僕を呼んで下さるし。

上方の師匠先輩方との仕事って

僕も本当に勉強になるので、凄く楽しみなのです。

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超有名人を見かけると何もリアクションできない

パルコ劇場での夢のひと時が終わって

会場の片隅で全楽師匠と煙草吸ってたら

師匠が突然小声で「おい!ヒデだぞ!ヒデ!」

 

ヒデ?え?だれ?

師匠が示す方向見るとスラッとした男性。

はて。ヒデ???

その名前からすると噺家じゃねえな。

漫談とか漫才?いずれにしろ楽屋訪ねるくらいだから

そっち関係の方なんだろう・・・

あ!ペナルティーの?草刈り機じゃないほうの人?

中田英寿さんだった。

サッカー経験者という点では当たってた。惜しい。

すぐお帰りになった。颯爽と。すっげ、かっけえ。

 

その後姿を見ながら全楽師匠がボソッと

「俺たちも恵まれない難民みてえなもんだから

チャリティーで助けてくんねえかな」

閉幕後も爆笑できたパルコの夜でありました。

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楽しい一月でした。

去年の一月は心身ともにボロボロになりました。

そこからの2010年上半期は、何やっても駄目だった気がする。

初めての入院もした。椎間板ヘルニアに骨折。

あれ以来腰は痛いまま。

1年365日、痛みを感じないのは寝てる時だけ。

今もじんわり痛いです。

腰には固定するためのバンド二枚。

自宅に居る時だけ外してます。

あれがあると、トイレん時めんどくさいのよね。

でもあれ無いと、なわけです。情けない。

ま、なんとか生きのびた。有難い事です。

 

2011年になって。それなりに忙しいひと月でした。

あまり休む事もなく、痛む腰を気にする暇も無く、

いやそこまでじゃないけど。あちこちで仕事頂戴致しました。

改めて、心より御礼申し上げます。

今年は良い出だし。何よりです。

 

そんな楽しい今月の締めくくり。

1月31日。晴れ。今日も寒い。

志の輔らくご、於・渋谷パルコ劇場。

こちらを勉強させて頂きに行って参りました。

好の助に「一緒に勉強しに行こうぜ!」って言ったら

「売れてる人と一緒に観に行きます」と突き放され、

「おいおいシャレがきついなこいつぅ」と思ったら

あれギャグじゃなかったみたいで。

一人で行くのも気が引けるなあと。

勉強しに行くのは良い事に決まってるんだけど、

そういう時に気になるのが、邪魔になっちゃいけないと。

行きゃ絶対邪魔なんだけど。それ気にしたら行けないけど。

でも例えばうちの師匠の会に誰か勉強しに来たとして、

「あそこの椅子は師匠が出番前に座るのになあ」とか

「今師匠に挨拶されると師匠の機嫌悪くなるなあ」とか

そういう事があるわけで。わかるかな、これ。

その場の勝手というか、ルールが必ず存在するわけですよ。

それを知らずに不調法を致したくないの。

そうされる鬱陶しさを知ってるから。経験なり伝聞なりで。

お弟子さんやスタッフの方に後ろ指さされる人間に

なりたくないわけです。

その辺、僕は空気読めないし不器用だし頭悪いので

どうしたもんかなと。

 

モヤモヤしてたら、全楽師匠がパルコ行くと。

志の輔師匠にある意味お弟子さんより近しい

全楽師匠と一緒なら、そういう不手際しそうな僕を

制して下さるかなと。

はいはい金魚の糞金魚の糞。

そんな事も一人で出来ねえのかよと言いたい方はどうぞどうぞ。

誰より僕がそう思ってますので。

お前一人で行く度胸ねえんだろと言いたい方もどうぞどうぞ。

誰より僕がry

志の助師匠や周りの方々の大迷惑になるよりマシです。

小迷惑くらいで済ましたい。

 

袖で三席、聴かせて頂きました。

聴きたくてもチケット取れなかったファンの方も

大勢いらっしゃるだろうのに。申し訳ないです。 

どんな様子だったか、どんな雰囲気だったかは

好の助のブログ王楽兄さんのブログなど、他をご参照下さい。

 

落語っていうジャンルで、あれだけの体力、活力、

サービス精神で動いてる人って他に居るのかな。

居ないんだろうなあ。

テーマパークがそこにありました。落語のTDL。TDS?

どっちでもいいや。とにかくそういうイベント。

隅々まで行き届いてましたよ。

あれだけのマンパワーを、アイディアを集約する凄さ。

その力はどうやって身につけるのか、

そもそも生まれ持った才能なのか、それすら不明。

 

自分がある剣士に弟子入りした底辺の剣術使いだとして、

ある所にどんな敵も斬り倒す当代随一の使い手がいると聞いて

その業前を見に行ったら、

その人はモビルスーツに乗ってビームサーベル振り回してた、

そんな感じ。なんだこのチープな例え。

あれに対抗するには、

別のモビルスーツを製作するしかないわけです。

じゃあそれが出来るかったら出来っこない。僕にはね。

今、他にそういう事出来る人がいるのかどうかも解らない。

 

これからも、志の輔師匠は落語界の最先端を

独走し続けてください。その姿を惚れ惚れ見ております。

今後もあのモビルスーツにハイメガ粒子砲やらファンネルやらが

搭載されていくんでしょう。

そして僕は改めて、自分の剣を少しでも磨こう、それしかないし。

そんな事を思ったりしております。

落語がやりたい、落語ができる。

それだけで僕は幸せです。

 

このブログをご覧の皆様と、ついでに僕が

来月もよき日々を過ごせますように。

そして志の春兄さん、昇進おめでとうございます。

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