« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月

上を向いて歩くと涙が出る

28日夕方。東京は暑い。ヒートアイランド。

まだ日の落ちぬ中、内幸町ホールにて

竜楽師匠の独演会の手伝い。

師匠のCD出版のため、公開収録。

出囃子も三味線・太鼓使うので

前座さんだけでは手が足りず僕が太鼓番。

桂宮治さん『元犬』僕『都々逸親子』(竜楽師よりご指名を受けて)

師匠は『箱入り』『くしゃみ講釈』『鰻の幇間』の三席。

『箱入り』は作家の畠山健二先生作。

くしゃみ講釈は、竜楽師が演出に工夫加えてて、

それを固めたいとのこと。

何度か袖で聞いた事あるけど、面白い。

まだ師匠は納得してないみたいだけど。

そういうもんなんだろうね。

毎月独演会やるっていうことの凄さ。

三席やるっていうことの辛さ。

生来怠け者の自分も見習わないと。

この商売、ある意味体力勝負なんだろうなあ。

 

太鼓二つを両国亭に返して任務終了。

これがホントのたいこ持ち、とかそんなこと言う気力も無い。

鰻の幇間、この二日で二回聴けたんだけど、

あの噺はあれ以上いじりようがないのかなあ。

あんまりお世辞もヨイショもできない自分だけど、

今は肉体的な損傷のせいで腰は異常に低い。

常に平身低頭。今ならお客さんの懐に飛び込めそう。

でも腰に悪いので禁酒中。付き合い悪いって嫌われるかね。

仕事終えて夜空を見上げようとしたら腰が痛くてまた下を向く。

9月1日までに回復しないと。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

初対面の人と会う時はそれなりの服装をした方がいいに決まってる

28日早朝。天気良し。

全楽師匠と別れ、駅のホームでベンチに座った途端

腰に鈍痛、瞼も下がる。

眠い。痛い。朝日が熱い。

この日は地元でラジオに出演。

SBSラジオの土曜の番組『Radio East』。

パーソナリティーの石島さわかさんがゲストを迎えて

お話しする「さわかのふくみみ」ってコーナーにお邪魔。

10時半、スタジオへ到着。猫背でリュック背負った汚い男が来て

さぞがっかりしたんだろうけど、そんな事は顔に出さない大人の皆様。

そして石島さわかさんがお綺麗で困った。

こんな事ならもう少し良い服来てくりゃ良かった。

汗まみれだし、あーあ、何かもう色々ごめんなさい。

ラジオなんだけど着物で、って言われたのでいそいそと着替え。

吹き出る汗。暑いんだよ着物。4枚も着るんだもん。

みすぼらしい私服よりはいいか。

美人さん相手に、当然の如く目を合わせずに話す汗だるま。

あっという間に終わった。

ラジオ好きの自分には至福でした。周りは良い迷惑だったと思うけど。

SBSラジオといえば、我が一門の会長、鳳楽師匠が

レギュラーで番組持ってるんだけど、スタッフの方が

その番組も担当してる方だった・・・。

お願いだから師匠に変な事言わないで><

良い子にしてたよ、って言ってあげて!!

さわかさんと記念写真撮って終了。

汗臭い私服に着替える。着替えながら、

番組の作家さんをやってらっしゃる真田さんとお話。

真田さんは僕と同じ沼津五小・五中、そして僕が落ちた東高出身。

そら地元の話になるわな。

数年ぶりにアトムボーイって口にした。

そしてセキデンのパン、という言葉に謎の感動。

何というノスタルジー。懐かしいなあ。

ゆっくりしてたいけど、次の仕事も待ってたので帰京。

真田さん、またゆっくり地元の話しましょうね。

そして猫背の男は夜の仕事へと向かうのであった。

新幹線の中で昼食に、桃中軒の鯵寿司。

ホントは鯛めしが一番好きなんだけど

さっぱりしたものが良かったので。

鯛めしも子供の頃よく食べたなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

長い夜・・・ん?夜?あれ?もう朝?

まめに更新せねばといつも思ってるんですけどね。

疲れて帰宅するとすぐ就寝してしまうので中々・・・

っていう言い訳。

 

腰の調子がすこぶる悪い。

真っ直ぐ立てない。猫背でみっともない。

ショルダーバッグは腰に良くないらしいので

リュックサック背負って仕事に行くんですが

家出した子供みたいでどうにも情けない。

 

そんな中、先週末は忙しくさせてもらいました。

8月27日。横浜にぎわい座。

一門の兄弟子、全楽師匠の独演会。

師匠のお客様には「またこいつが開口一番かよ」って

飽きられてるかもしれないけど。

それくらい全楽師にはよく使ってもらってる。

にぎわい座の楽屋って、僕が見た中で一番理想的。

必要なものがみんな揃ってる。広い。使いやすい。完璧。

僕が『金明竹』、師匠は『大師の杵』『鰻の幇間』。

全楽師の大師の杵、ずっと聴きたかったんだけど漸く聴けた。

面白かったー。興味深く聴けた。

弘法大師の生涯を最初にざっくり紹介するんだけど

それがざっくりってレベルじゃないっていう。

授業として成立する内容の濃さ。

教科書には載ってない雑学が満載で、元々そういう話が

好きな自分には実に楽しかった。

いわゆる地噺っていうタイプの落語なんだけど、

全楽師の地噺って面白いと思う。あんまりやらないらしいけど。

 

終演後は恒例、師匠と朝まで。

師匠の高校生の頃の話聞いて、師のルーツを知った気がした。

あの話、DVDにしたいですね!師匠!

この夜は師匠によるビートたけしさんメドレー。

ロンリーガール・ロンリーボーイ、だっけ?あの歌いいすね。

腰の痛みも眠気もまるで感じないまま朝日を拝めた。

そして僕は不眠のまま故郷へ向けて旅立った。つづく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

爆弾

腰が痛い。

猛烈に痛い。

1月に椎間板ヘルニアで入院して以来、久々の激痛。

前座の頃から腰痛持ちで、浅草の路上で

立ったまま足先まで痺れて動けなくなった事もあったけど、

前座の頃は休めなかったのでそのまま放置してた。

それが今年になって開花したようで、新年早々

満開のヘルニア祭りになった。

あの地獄はもう味わいたくない。

退院してからもリハビリしてたんだけど、

もう普通に歩けるようになった、と思ったら

今度は足の骨折っちゃって。

足の方のリハビリしてる内に腰の爆弾の存在を

すっかり失念してた。

痛い。背筋真っ直ぐに出来ない。

ヘルニアじゃないみたい。痺れは無いので。

靭帯やら筋肉やらが緊張してる痛みなんだそうだ。

注射して薬飲んで少しはマシになったけど、

それにしてもまー痛い。

立って痛い、座ってても痛い、咳してもくしゃみしても痛い、

もうずっと横になっていたい。

弱り目に祟り目ってやつで、ここへきて風邪も引いたみたいで、

咳とくしゃみが止まらないというデスコンボ。

咳を思いっきりやると響くので、恐る恐る咳するんだけど

それだと咳の方も不完全燃焼っていう。

どうしたらいいのさ・・・。

そんな中、今日27日は横浜にぎわい座にて

全楽師匠の独演会に出させて頂きます。

19時開演です。師匠の演目は『大師の杵』『鰻の幇間』

明日28日は内幸町ホールにて竜楽師匠の独演会に出ます。

お時間のございます方は是非ご来場ください。

そして頑張れ俺の腰!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

良い刺激

8月16日、月曜日。相変わらずの猛暑。

毎月16日は両国エンチョウ寄席。

今月はうちの一門の二ッ目全員集合。

と言っても4人だけど。

楽市兄、きつつき兄、好の助、と私。

 

暑い中にも関わらず、大勢お運び頂いた。有難いことです。

楽市兄が自作の『げてもの』って噺。うん。げてもの、でしたね…。

おぞましさを噛み締めるお客様の前に出て行って

私が『千両みかん』を。

前からやりたかった噺。あのサゲが好き。

念願かなって漸く出来た。が、難しい…。

まだ覚えたてだから出来は良い筈もなかったけど

それにしても、っていう。

やりながら一箇所だけ、その場で考えた事を足してみたけど

あれは残して良さそうだった。しかし難しい。

お耳汚しで本当に失礼致しました。

今シーズンはもう出来そうもないので、来年またやってみます。

いつかきちんとしたものにしたい。

仲入り挟んできつつき兄『鮑のし』

兄さん面白いなあ。既存のギャグもちょっと手を加えて

より面白くしてるし、噺の邪魔にならないギャグを

新たに付け足したりしてる。兄弟子の背中は遠い。

主任の好の助が『にせ金』

珍しい噺。初めて聴いた。寄席の常連の方でも

聴いた事無いって方のが多いんじゃ。

聴きたい方は彼にリクエストしてあげて下さい。

寄席じゃ出来ないと思うけど。

そして聴いてみて、馬鹿馬鹿しいと思って下さい。

 

キャリアがずっと上の師匠方の噺も参考になるけど、

年季が近い人の噺ってのも聴いてて面白いです。

今この歳じゃないと出来ないやり方ってあると思う。

それがどういうやり方なのかはまだ見えないけど。

他派の二ッ目の方々とも一緒に仕事したいなあ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

憧れのあの人に

8月10日。天気良し。

13時、品川へ赴く。

一門の兄弟子、道楽師匠のお声かけ。

道楽師匠は競輪がお好き。もう20年くらいの競輪愛好歴。

趣味が実益を兼ねるこの商売、道楽師匠は

その趣味を生かして競輪の番組等でも仕事をしてらっしゃる。

この日はギャンブルエンタメ情報サイト『ギャンブー』のお仕事。

収録現場にお邪魔させて頂いた。

 

競輪は全く知らない。競馬も。

どうも賭け事全般弱いので。金がかかるとどうにも弱いらしい。

じゃあ何でそんなとこ行ったの、と。

そこに憧れのあの人がいらっしゃったからです。

そう、絶対王者・小橋建太選手その人が!

小橋さんですよ。剛腕ですよ。青春の握り拳ですよ。

そら行きますよ。どこへだって馳せ参じますよ。

収録が無事終わり、恐る恐る小橋さんに近づく。

旧全日からプロレスにはまった自分が初めて観た試合が

鶴田軍vs超世代軍だったっけ。ジャンボさん強かったなあ。

あの時見た小橋さんが目の前に。

握手して頂く。何と太い腕。あれでラリアットされたら大事故だわ。

持参した色紙にサインを頂く。サインお願いしたのなんて初めてかも。

一緒に写真を撮って頂く。

Photo

 

小橋さんを直視できないあまり、カメラからも視線を外す失態。

握手したままお話。

肘と膝の具合が良くないそうだ・・・。

でも、「待っててください」と言って下さった。

ファンとしてはもうこれ以上辛い思いを、ってのもあるけど

それは本人が決める事で、私がとやかく言う資格は無い。

周りのスタッフの方々も視界に入らず、手を握ったまま

「ずっとプロレスが、小橋さんが大好きです。これからも・・・

好きで、いさせてください」

と俯いて声を振り絞る。はいはい気持ち悪い気持ち悪い。

小橋さんは颯爽とお帰りになった。

 

『今まで生きてきた中で、一番幸せです』

岩崎恭子さんは14歳でこれ言ってたけど、

漸く自分にもその日が来ました。

そういや岩崎さん元気かな。中3の時隣のクラスだったような。

結婚したんだっけ?良く知らないけどお元気なら何より。

 

ああそうだ!小橋さん、ご結婚おめでとうございます!

これからも小橋さんの愛するプロレスを僕らも愛します。

そして小橋さんのこと、ずっと応援させてください。

 

末筆になって申し訳ないですが、

上記のギャンブーってサイト面白そうです。

競輪全く知らなくても大丈夫なように説明も丁寧でしたし。

これで競輪の知識を得てから、実際に車券をお求めになってみると

いいんじゃないかなと。

競輪も面白そうだ。今度道楽師匠に教えてもらおうかな。

競馬はうちの師匠に・・・あ、それはやめとこう。勝てない。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

今日から両国

暑い。凶暴なほどに暑い。

我が家は東側に窓があるので

朝日が差しこみ、猛烈に暑い。

おかげさまで寝てられないので朝は早起き。

仕事に行く頃にはもう眠くなってる。

夏場は仕事が夜の場合、昼寝をする。

子供の頃って朝から晩まで遊んでた気がするんだがなあ。

どこにそんな体力があったんだろう。

 

今日8月4日からしばらく両国寄席に出ます。

4~6、そして8日の計四回。

4、6日は小円楽師匠、5日は好楽師匠、

そして8日は師匠圓橘が主任です。

私はどの日もサラ口(前座の後)ですので出番は18:05くらい。

夏の噺をやる人もいるかと思います。私がやらなくても誰かが。

 

8日は深川東京モダン館で圓橘の会もございます。

こっちは昼席。15時開演。

師匠が三遊亭圓朝作・怪談牡丹灯籠よりお札はがしをやる予定。

暑い盛りですが、是非ご来場下さいませ。

詳細はコチラでどうぞ。

以上、真面目な宣伝でした。

さて昼寝しよか。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »