« 裸の付き合い | トップページ | 成田へお参り »

恒例行事

7月に入って天気がよく変わる。

雨降ったり快晴だったり。

汗っかきなので暑いのは苦手です。

高座降りると水ぶっかけられたみたいになります。

人によって汗かく場所違うんだけど、僕は顔に汗かくので困る。

発汗を抑える塗り薬みたいの、無いもんかね。

 

7月10日、快晴。

師匠圓橘の最初の師匠である、三代目小圓朝師匠のお墓参り。

毎年この時期に小圓朝忌。圓橘一門と、生前の大師匠が

指導していた東大落語会のお歴々が集まる。

きつつき兄さんと私が先に行ってお墓の掃除。

毎年この日はよく晴れる気がする。

場所は稲荷町。静かな街である。

今年は選挙カーが若干賑やかにしてくれてたけど。

 

去年も良い天気の中、お墓の掃除をきつつき兄さんとして、

暑いのでジュース買おうって事になって。

師匠や東大落研の方が来るかもしれないからお前はここにいろ、

俺が買って来てやる、と兄さんに言われ、僕は寺の入り口で待機。

閑静な町並み。一人佇み大師匠に思いを馳せる。

そこへ警官が自転車に乗ってこっち来て、

「鞄の中、見せてくれるかな?」

え、職質?なんで?いやいいけど。何もやましい事は無いし。

鞄を開ける。手帳やらタオルやらに紛れて筆入れ。

警官がそれを手に取って中身見てから

「このカッターは何に使うのかな?」

え・・・?カッター?あ、ホントだ入ってる。何に?

改まって聞かれると用途の説明に窮する。

切るためのものでしょ。カッターだもん。カットするものでしょ。

「何を切るのかな?」

紙でしょ!紙とかそういうのでしょ!何をって!

知りませんよそんなの。

「いやね、こないだ秋葉原でああいう事件あったでしょ。

だから警戒してるんだよね」

だからってこんなとこでポツンと兄弟子待ってる純朴な男を

捕まえて職質ですか!日本の治安が良いわけだよ。

どうにもカッターに対する満足な説明を出来ずにいると

少し離れた所でこっちを眺める男性の姿。

兄さん!ちょ、何見てんの!助けてよ!

明らかに笑ってる。ニヤニヤ笑ってる。お日様も笑ってる。

漸くこっちに来てくれた兄さん。

僕の素性を説明してくれるはず。頼りになる兄さんだ。

「こいつ何かしたんすか?」

「いえ、ちょっと鞄の中見せてもらってたんです」

「ご苦労様です!もっとよく調べてください!こいつ怪しいですから!」

 

今年はお寺の前から、新東京タワーがとても綺麗に見えた。

ちょうど正面。あのアングルで見たのは初めてかな。

四万六千日、暑い盛りでした。

おかげさまで一年経って、警官に怪しまれる事は無くなった。

|

« 裸の付き合い | トップページ | 成田へお参り »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。6月12日の深川落語会に来た者です。
カッターで職質。私もされたことあります!
しかも酔っぱらってるときだったのであやしさ倍増でした(笑)

カッターは仕事で使う機会が多くて、手紙の封を開けたり小包開けたりします。

もし、またカッターで職務質問されたら…「ファンレターを丁寧に開けるためにカッターを使います!!」と言ってみてはいかがでしょうか?

投稿: Ladybug@Kumamoto | 2010年7月13日 (火) 10時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1324545/35735012

この記事へのトラックバック一覧です: 恒例行事:

« 裸の付き合い | トップページ | 成田へお参り »