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ギロッポンの夜 ロッカペラの夜

6月3日。

ビルボードライブ東京に行ってきた。

目的は14年前からずっとずっと大好きだった

Rockapellaのコンサート。

 

初めてロッカペラの声を聴いたのは高校生の頃。

赤坂泰彦さんのミリオンナイツで彼らが紹介されてた。

それまで存在すら知らなかったアカペラ。

声だけでこんなに楽しくて美しいものが出来るのかと

猛烈に感動して、即座にCD買いに行った。

彼らの歌は底抜けに楽しい。明るい。

いつか絶対生で聴きたいと思ってた。

最近はまともに音楽聴く時間も取れてなかったので

ちょっと忘れていたが、こないだ何となく聴きたくなって

久々にCD棚から引っ張り出してみたら凄く新鮮で。

ついでにネットで検索してみたら6月に東京来ると。

もう行くしかない。これはきっと運命の出会い。

 

ビルボードライブ東京。場所・六本木。

こええよ、いけねえよそんなとこ(◞‸◟)

田舎出身の人間にはギロッポンは敷居が高すぎる。

以前足を踏み入れたのは、王楽兄さんの真打披露パーティの後の

打ち上げだったんじゃないか。

そういうのはいいですよ。

自分じゃ怖くていけないよ。しかもお一人様ですよこちとら。

そういうの一緒に行ってくれる人なんざいやしませんよ。

2日に両国寄席で一緒だった兼好兄さんにそれ言ったら

「(一人で行くとか)ばーか!」って怒られた。

普通は女性と行ったりするもんだろうと。ですよね。

でもいないんですよ。ハハ・・・ハハハ・・・。

 

シートの予約は電話でしたんだけど、受付のお姉さんに

「一人なんですけど、一人でも恥ずかしくない席ってどこすか」

とか言ったら失笑された。しょうがないじゃんか、初めてだもの。

で、結果的にDXカウンターシート。

DXですよ、デラックスですよ。そこに一人ですよ。

 

新宿から大江戸線。

大江戸線も走るとこによって何か乗客の雰囲気違うのな。

両国で乗る時と全然違う。多分気のせい。

 

凄く綺麗でお洒落で、でも変に気取ってない素敵なお店だった。

席に案内して頂く。おお、ステージ近い。

会場は既にお客でいっぱい。

カウンター席はライブとお食事を楽しむ席らしい。

電話した時にそういう説明はされてたけど

食事ってより歌聴きたいだけだから何も食わず

ジントニックだけ頂く。1050円。え?山価格?

歌広だったらその値段で飲み放題ですぜ!

開演前に煙草吸いたかったので喫煙所に。一つ上の階。

上にはカジュアルシートってのがあって、

そこは食事は出来ない。その分お値段がリーズナブル。

よく見たら自分以外にもお一人様いるじゃん。

そっちにしときゃよかった。電話のお姉さんめ・・。

でもいいや、ステージ近いし。

席に戻るとジントニックが来た。美味い。歌広より美味い。

いや、歌広も好きですよ。いつもお世話になっております。

両国で終電逃すとよく行きます。

隣の席では白髪の紳士と物凄い美人が優雅にディナーを。

ああ、やっぱそういう席なんすね・・。

駅からここまで歩いて顔面汗ダルマになって

おしぼりでいきなり顔拭く様な

底辺の男にはそんな暮らしできねっす。

  

開演。の直前に、目の前の階段で女性が転倒した。

ヒールは気をつけなきゃ駄目よ。下駄骨折するよ。

開演。颯爽と現れたロッカペラの皆様。

僕が初めて聴いたあの頃と結構メンバー替わってる。

その頃からのメンバーはScott Leonard、Jeff Thacher

のお二人だけ。今年の1月からも新メンバーが加入したらしい。

 

最高のパフォーマンスでした。

声だけなのに。声しか使ってないのに。それなのにあの重厚な音。

スコットさんめっちゃ日本語上手なんですね。

MCずっと日本語だった。

「RockapellaとTOKYOは、20年前から夫婦デス」だって。

日本を好きでいてくれてるんですね、ずっと。

新メンバーのSteve Dorian さんは

日本の何が好き?って言われて「サキ!(酒)」っつってた。

ボイスパーカッション担当のジェフさん、

「Ellie my love」(いとしのエリーね)の出だしでむせて

照れ笑いしてたっけ。

口と、それから喉んとこにもマイクつけて

パーカッションを表現するんだけど、まーすごいすよ。

僕らが言い立てで拍手貰うのが恥ずかしくなるくらいの芸当。

いや恥ずかしくないレベルまで自分も稽古すりゃいいんだけど。

最後に「What a wonderful world」をマイクすら無しで。

笑えるほど楽しくて、泣きそうなほど美しいステージでした。

いいお店だったし。また行きたい。

またロッカペラのコンサート聴きたい。

その時は女性と、ってより、家族で行きたいと思った。

自分に子供が出来たら、ああいう時間を体験させてあげたい。

どう思うかはわかんないけど、若い内から本物を知るべきだと思う。

食べる物とかもそうなんだけどね。なんでも。

そういう相手が居れば、の話ですが。

祖母が私の顔を見るたびに

「アンタの子供の顔見るまであたしゃ死ねないよ」

と言ってくる。

このままだと祖母が世界最長寿への道を歩んでしまう。

 

それにしてもあれだけびびってたのに一人で六本木行けた。

ギロッポンを制した。夜王ですな。

夜王こと私はその後、「貴奈」という喫茶店で珈琲を飲んだ。

そこは凄くお洒落で落ち着けるお店。

店員さんに用がある時はテーブルにある蝋燭に

マッチで火をつけるシステム。洒落ている。

早速火をつけようとしたら目の前に店員さんが水持って立ってた。

「あ、大丈夫ですよ」とたしなめられた。

夜王の称号は返上することにしよう。

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コメント

音楽も(落語も)ライブは本当に楽しいですね!
BIllboard LiveとかBlue NoteとかCotton Clubとか、
洋楽系のライブハウスはちょっと贅沢な感じだけど、
あの距離感(近い!)で、
一流のアーティストの生演奏が聴けるのは、
本当に楽しいです。
橘也さん洋楽も聴くんですね〜。

投稿: ゆう | 2010年6月 6日 (日) 23時48分

良い大人の時間を過ごされたのですね! ご一緒してくれる女性と早く出会えることを私も願っております。

投稿: 太公望 | 2010年6月 5日 (土) 08時43分

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