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昨夜頭を洗ってない、みたいな感じ

ついブログの執筆を怠ってしまった。

といっても苦情が来るのは好の助から

くらいのものだから別にそう頻繁に何かを書かなきゃ

いけないというものでもないのだが

何となくムズムズする。

前日つい寝ちゃって風呂に入らず、

次の日に起きて頭痒いみたいな違和感。

例えの的確さに定評の無い私です。

 

3月19日。

一門の三遊亭楽之介師匠と、静岡へ。

静清信用金庫でお仕事。

楽之介師匠も私も静岡県人という共通点が。

師匠は先に行ってらしたため、一人で新幹線にて移動。

眠い相手に無理やり話しかけるという愚行をせずに済む。

しかしすごい乗車率。

たまたま良いタイミングで東京駅のホームに着いたため

座る事が出来たけど、少し遅かったらデッキで立ってた。

ひかりの、たった一両しかない自由席の喫煙車に

愛煙家の貧乏人が殺到するのも仕方ないか。

私の前の席には人のよさそうなおっさんが。

そこへまた良い人そうなおばさんが「ここ宜しいですか?」

と、丁寧に断ってから座っている。

私の横の席にはクチャクチャガム噛みながら

音楽シャカシャカ聴いてるクソガキ

(いやガキったって煙草吸える年齢なんでしょうけど)

が物言わずドカッと着席。

それくらいじゃ怒らないすよ。僕。

ただそいつが荷物下ろして上着脱いで

リクライニング倒してようやく一服、って時に

立ち上がって、彼の前横切ってトイレ行ったくらい。

すまんのう若いの…この歳になると便所が近くてのう…ヒッヒッヒ。

 

前の席のおじさんに、相席のおばさんが何かをお裾分けしている。

「これ家で作った物なんですがよろしければ如何ですか?」

「え、いいんですか?ではお言葉に甘えて」

とかやってる。良い光景だ。美しい。

見ず知らずの他人と言えど、袖摺り合うも他生の縁。

旅はこうでなくては。

そしていつしかこの二人に仄かな恋心が芽生え

手に手を取り合って熱海の湯煙に溶けてゆく、

そんな温泉慕情を妄想する自分は醜い。

隣人のシャカシャカとクチャクチャのせいだ。

眠れない。落ち着かない。この後の高座で喋る事考えられない。

だがこの騒音公害は新横浜で下車した。

よし、これで眠れる!

空いた席をハンターのように立ってる客が狙う。

矢のような素早さでおじさんが僕の隣りへ。

ガムは、噛んでない。イヤホンも付けてない。大丈夫そうだ。

…酒臭えこのおっさん。

人の酒臭いのって何であんなに腹立つんだろう。

自分も飲んで帰るときあんなんなってるのだろうか。

人のふり見て我がふり直さないと。

また眠れない落ち着かないマクラ考えられない。

前の席では中年の男女が実家の墓参りの話で盛り上がっている。

横を見ればワンカップをチビチビ音立てて飲むおっさん。

大勢の人の中で孤独を噛みしめる。

酒臭いおっさんが三島で降りた。

隣りには普通のサラリーマン風の人が。

この人は、本当に普通の人だった。

強いて言うなら凄く足が長くて、見比べると

自分の足の短さが笑っちゃう程良く分かる事くらい。

それにしても何なの、俺の隣りの席は。

入れ替わり立ち代り男どもがやって来ちゃすぐどっか行って。

ちょんの間かってんだ!ここは!

そう、私は例えに定評の無い男。

 

静岡駅で楽之介師匠と合流。

二人で一時間くらいとのご要望。

演目は、楽之介師『桃太郎』、橘也『時そば』、楽之介師『稲川』

『稲川』は『関取千両幟』とも言ったりする。

うちの師匠もよくやる相撲の噺。

『時そば』はこないだ兼好兄さんと静岡行った時もやったっけ。

楽之介師匠のご要望だったので。

まあ、受けてたんじゃないかなあ。

メキシコ行った時の話もそろそろ一つの噺として

まとめられそうな感じ。

どこ行っても使えるマクラに出来ればね。

 

落語会終わって、楽屋に戻ると私にお客様からの差し入れが。

頂いちゃった、入浴剤。

ブログ、見て下さってるのですね。

コメントへの個別の返信はしないという方針なのですが

他に伝達手段が無いので、他の皆様にはお目汚しですが

この場にて御礼申し上げます。

ありがとうございます。大事に使わせて頂きますね。

入浴剤だけじゃなく、他にも頂いちゃいましたし。

直接受け取れればよかったんですけどね。

 

ふぅ、まだ19日しか振り返れてない。次行こう、次。

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コメント

あ、初コメです。今までちょくちょく覗かせていただいてましたが・・・
ブログってなかなか毎日は更新できないですよね・・・
橘也さんの例え、僕は好きですよ。

僕の新幹線の利用はほぼ帰省なんですよね…東京-岡山間の約三時間半…
この時間をどれだけ睡眠で潰せるか。しかし、こういう場ではなかなか眠れないのです。

投稿: math | 2010年3月23日 (火) 08時21分

橘也さん、はじめ力み過ぎでしたが、時そばに入った時にはだいぶ緊張?も解けてきたのではなかったのでしょうか。「はずれや」のそば屋のずるさがとてもよく表現されていましたね! 袖、といってもドアのところで、楽之介師匠がにこにこして聞いていらっしゃいましたよ!私も楽しかったです。差し入れ、控室に直接お渡しに行く勇気がありませんでした。橘也さん、若い男の子のニオイがぷんぷんしましたよ!私、勝手に照れちゃいました。

投稿: 太公望 | 2010年3月22日 (月) 22時29分

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