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土曜日の恋人

2月21日日曜日、現在午前5時28分…。

昨日はすごくいい陽気だったのを忘れるどころか

寒すぎてその陽気を思い出しながら眠りにつきたくなるくらい寒い。

寝たら死ぬぞ!寝るなら死ぬな!死ぬなら寝るな!…ん?

とにかく外が寒い。

我が家の周辺は住宅地で、とても閑静だ。

吉祥寺という繁華な街とは思えないくらい静か。

うるさいのは私が夜中に、その日の高座の不出来を思い出して

叫ぶ時くらいのもんだ。頻繁に叫ぶ。

まだ冷静さが残ってる時は布団をかぶってタオル噛んで叫ぶ。

麻酔の無い頃の手術みたいに。

でもさっきは賑やかだった。

猫がさかってる。お日様もさかってる。みんなもさかってる。

ルールルルルールー 今日もいい天気ー

流石徹夜明け。自分でも意味が解らないや。

とにかく猫が

あおぉぉぉぉぉぉぉ…んぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…!!!

と叫んでる。

さかってやがる。種族維持本能に任せてやがる。

叫んでもてるならさっきまで一緒に居た師匠と俺は

もてまくりだ!こんちきしょう!

猫はいいなあ…。

2月20日、土曜日。

新座にて「第2回 こみとら寄席」

以前ブログで述べた、朱炫さんから暖簾分けした

古味虎さんでの落語会。前回は去年の7月。全楽師匠の会。

私も抱き合わせで呼んで頂いてる。

社長はじめ皆様には本当に感謝してもし足りない。

おこげ食べられるしぃ。

前回は猛烈に受けた。

師匠は勿論だけど、私みたいなもんの高座も

凄く前向きに聴いて下さった。

ああいう前向きさ、楽しもうっていう意気込みを

ひしひしと感じられる落語会ってなかなかないのだ。

逆に新鮮。そんな感じ。すごく嬉しい。やってて楽しい。

今回も師匠の高座はバッチバチ受けてた。

私も、喜んで頂けたのかな。

私は『金明竹』、師匠は『初天神』をサゲまで。

初天神は時間調整がしやすい(長くも短くもやれる)ので

寄席だと短く高座やらなきゃ、って時に

調整でやる事が多い。サゲまで滅多にやらない。

私は一度だけ。師匠も数えるほどしか、との事だった。

落語も打ち上げも盛況のうちにお開き。

次回も来るよ、というお客様が大勢いらっしゃった。

有難いことであります。

96歳のお客様もいらっしゃった。

今まで仕事でお目にかかったお客様では最高齢かな。

でも耳も聞こえるし、記憶もはっきりしてるし、

何より最前列で噺を凄く楽しそうに聴いて下さってた。

その笑顔が芸人冥利に尽きるです。

僕みたいな底辺のgmkzにも優しいお褒めのお言葉を頂戴した。

前座呼び捨てにして捕まえて他の人の見てる前で

ボロクソ小言言うようなお客さんに見習って欲しいわ…。

いや、私はそんな人見たことないすよ。

居るという話は聞いた事があるよーっていう、ね。

お客様は神様であります。

お客様がお帰りの後は恒例の後ミーティング。

社長も師匠も積もる話があるのでしょう。

そこはもう10年近いお付き合いらしいので、

私が立ち入る資格は無い。隙も無い。じっと耳を傾ける。

あんかけ焼きそばはその日も美味だった。

あんかけって、いいよね。

何かこう、おごっそう、っていう…。

ええ、ええ、所詮貧乏人ですよ。

確定申告行ったら税務署の人に

鼻で笑われた事のある男ですよ。

「経費?ああ、収入の一割でいいんじゃないすか?

渡辺さん、収入少ないんで!いいですよ適当で!」

ちゃんと書いたけどさ。そんな言い方ないじゃないのさ。

他の人の居る前で収入少ないとか大声で言うなよ…。

今年も早く行かなきゃなあ…。

終電はもう無い時間。

でも全楽師匠が車で送ってくれる。凄く嫌そうに。

でも電車で帰るって言ったら

「いいよ、俺が送ってやるから朝まで付き合え馬鹿野郎」

だと思うのよね。

照れ屋さんなのね…。素直じゃないのね。

でも、そういうの、キライじゃないわよ。

このブログ、全楽師には絶対見せらんねえな。

新座から吉祥寺って車だとあっという間なのね。

でお後は恒例、

男だらけのカラオケ大会~ポロリもあるよ(失言的な意味で)

個室がいいのよね。じっくりお話できるじゃん。

どうしても声でかくなるし。周り気にしなくていいじゃん。

師匠の話に耳を傾ける。隙あらば質問する。

何かボケられそうならボケる。失敗したら精神的体罰。

師匠の「いい意味で」くっだらないボケに適切なリアクションを返す。

お気に召さなければ精神的体罰。

精神的体罰ってなんだ。完全に矛盾してるじゃねえか。

まあいいや。ニュアンスは伝わるだろう。きっと。

楽しくて仕方ない。心地よく疲れる。眠気はまるでこない。

師匠は一回欠伸してた。

こういうディスカッションが何より財産なんだよね。

いつもいつも師匠には色々教えて頂く。

自分の無知と無能に気づく。

そしてお客様には聞かせられないが聞くことの出来ない

ネタを聞かせてくれる。

高座ではやらない、時事ネタとか、そういうの。

滅茶苦茶面白い。その手があったか!っていう。

そして絶対高座では使えない。だってひっでえもん(良識的な意味で)

あれをタダで聞けるのって幸せだわ。

「てめえ金払え馬鹿野郎!」ってよく言われるけど。

午前1時半に入店して5時までのフリータイム。

歌ったのは最後の45分だけ。

師匠は声量凄いのよね。僕も声でかいので

客や従業員とかが通ると大体こっち見る。

男二人ですが何か問題でも?

師匠は今日、僕が着物に着替える時、襦袢の袖で

お店のお醤油をこぼして襦袢を醤油まみれにしちゃった時、

「すぐ洗った方がいい!俺が洗ってきてやる!」って

洗って下さった(化学繊維の襦袢なので洗えるのだ=安物)。

話してて楽しくてしょうがない。カラオケの趣味も、きっと合う。

…師匠が僕よりちょい年下で、

あんな荒っぽい口調じゃなくて、僕のこと

「てめえこの野郎!」とか言わない

おしとやかな女性だったらなあ…。

あ、やっぱこの妄想やめ。

徹夜明けの脳髄でも耐えられないや。

まあとにかく二人でよう歌った。

個室の前を男2、女2の若者が通る。

羨ましくなんかねえかんな!

おめえら師匠のネタきけねえんだからな!

すっげえおもしれえんだかんな!けっ!

一昨日きやがれってんだ!

あーあ…。

猫だったらなあ…。

二人の声量ならさかりの時期は

夜王の如くもてるだろうのになあ…。

猫はいいなあ。

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コメント

橘也さんファンです。橘也さんのブログが存在する事を知り、昨日から一気に読ませていただきました。このネタ(ブログ記事)が一番笑えました!橘也さんシュールでいいわぁ。ご贔屓にさせて下さい。

投稿: 太公望 | 2010年3月16日 (火) 05時27分

全楽師匠と橘也さんのカラオケnote
聴いてみたいです。どんな歌をうたうんでしょう?
全楽師匠の「初天神」お正月の両国で聞きました。
今時の若いお父様っぽくて、
それが逆にすごく良かった印象が残ってます。
でも、全楽師匠って、
お父様じゃないんですよね。。。。。
橘也さんの「金明竹」はまだ聞いたことがないので、
聞いてみたいです。

投稿: ゆう | 2010年2月22日 (月) 00時25分

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