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お兄さんといっしょ

2月8日、月曜。

きつつき兄さんと「文遊会」での落語会。於・茗荷谷。

兄さんも私もまだ前座の頃お会いした柳沢さんの計らいで

二人の会を開催して下さってもう何年になるかな。

年に二回、2月と11月。

文遊会は文京区在住の会員の方が毎月色々な

趣向を凝らして余暇を楽しんでらっしゃるようだ。

その中の企画の一つに落語会。

私が二ッ目になってからは二席ずつ。

今回はきつつき兄さんが『権助芝居』とトリで『兵庫舟』

私は『片棒』『時そば』。

片棒は正直腰にきた。痛くてたまらんかった。

でも出来ることはわかった。もう怖くないな、多分。

兄さんの落語って前座の頃から面白かった。

自分にはああは出来ない。羨望の眼差しで見てたっけ。

兄さんが二ッ目になったばかりの頃は、何となくだけど

兄さんが高座で苦悩してるように見えた。

実験的なマクラ振ったり、試行錯誤してた。

兄さんが結婚してから、何かこう、雰囲気が変わった。

元々面白かったのが、余裕とか、大胆さが加わったような。

まだ入門したての頃、兄さんのお宅にお邪魔したら

足の踏み場が全く無くって

「この人どこで寝てるの?」ってくらいだった。

あの兄さんは結婚して絶対良かったんだと思う。

所帯持ってからの兄さんちの綺麗さにいい意味でびっくらこいた。

芸人っていうものに世間が抱くイメージって、

例えば毎日飲み歩いてるとか、

片っ端から女性に手を出して遊んでばかりいるとか、

身を持ち崩すほど博打に興じるとか、

そういう道楽で破綻してるっていう・・。

よくそういうことをお客様から言われる。

「芸人なんだから飲まなきゃ」とか

「芸人なんだから羽目を外したほうがいいんだ」とか。

芸人だからこそ、社会人として小奇麗であるべきだと

僕は思う。

貧乏は仕方ないんだけど、ちゃんと朝起きて、

身なりも高いものじゃなくても綺麗にして。

国民の義務もきちんと果たすべきだし、

ご近所付き合いだってちゃんとしないと。

兄さんはきっと、結婚してそういう身の回りの事が

物凄く綺麗になったんだと思う。いいお姉さん捕まえたんだなあ。

素直に羨ましい。

入門してからずっと、きつつき兄さんの背中を追っかけてきた。

今の兄さんの背中は男としてかっこいいと思う。

これからも兄さんを見習ってかなきゃ、と改めて思う二人会だった。

会が終わり、帰宅して郵便受けを確認する。

武蔵野市役所から市民税の督促状が来ていた。

義務果たせよ俺…。

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