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2月16日、両国エンチョウ寄席

2月16日。曇り。時々小雨。夜更け前に雪へと変わる…。

両国亭にて「両国エンチョウ寄席」

好の助発案の、両国寄席を一日延長する、というエンチョウと

三遊亭圓朝師のエンチョウを引っ掛けた

二ッ目勉強会。

今回は僕と好の助の二人会。

寒いもんね。平日だもんね…。そらお客様少ないよね。

仕方ないよね。

途中まで今日はやるかやらないか迷うくらいだった。

でもお客様は来て下さった。

あーいうときのお客様は本当に嬉しい。

番組は前座のたい好、僕、好の助。

自分の高座は、まあ、あんなもんだろう・・・。

まだまだ精進が足りないと実感するには十分な出来。

師匠の背中はまるで見えない。

自分が師匠の今の歳になった時、

あのレベルの高座はできるんだろか。

僕の後は好の助。相変わらず楽しそうな高座。

まずは自分が楽しまないとダメだね。

で、僕が高座下りて好の助と交代する時、

彼が「この後何かやりましょうよ。折角お客様が

来て下さってるんですから。」

と打診してきた。

楽屋に戻ると置き手紙。

「この寒い中お客様がいらして下さったので、普段出来ない事を

やりましょう。二人落語やりませんか?」

との事だった。

二人落語。聞いた事はあるが、やってるのを見た事もない。

ましてや自分でやった事もない。

一人で全て管轄できるのが有難くてこのスタイル選んだ自分だ。

誰かと何かやるとか、とてもじゃないが…。

でもお客様へのサービスを何とかしてしたいという

好の助の心意気がかっこいいと素直に思った。

これに乗っからなきゃカスだ。gmkzだ。

すぐ着物を着替えて出番を待つ。

二人で高座へ上がる。

好の助がさっきの高座で、僕が腰痛くて男性としての

本懐を果たせなかった負け戦を暴露した旨について

きつく叱責してからいざ二人落語。

ネタは『唖の釣』。

よくやるネタだが、僕と彼はそれぞれ違う人に教わっている。

当然細部が違う。彼の間、呼吸もあるだろう。

全く打ち合わせ無し。真剣勝負。

漫画『シグルイ』で言うところの

虎眼先生に命じられ真剣で二輪を舞った

藤木と牛股の如く。

彼が与太郎、僕が七兵衛さん。

侍は交互に。

ネタ知らないって人は寄席で聞いてね。

どんな感じだったか詳しくは述べない。

全ては来て下さったお客様の中だけに。

そうじゃなきゃ、来て下さったお客様に失礼だ。

でも相当面白かった、やってて。

未知の体験だったが、やってよかった。

噺の上での発見もあった。

次に一人でやる上で、ここをこうしてみようかな、みたいな。

お客様は喜んで下さったのかな…。それだけが心配。

でもこの寒い中、わざわざお時間割いて、お金払って

来て下さってるお客様に対して、もっともっと

全力で頑張らなきゃいけないんだと

好の助に教えられた。

どうしても楽屋にいる先輩方の目を意識してしまうのは

仕方ないっちゃ仕方ないんだろうけど、

第一にお客様の事を考えないのは

やはりサービス業として不自然だ。

まだまだ改善の余地はあるだろうし、

もっともっと全力で遊んで、お客様に喜んで頂ける様な

工夫をしないとなあ…。

色々勉強になった一日だった。

帰り際、いつも両国寄席にお運び下さってる

常連の綺麗なお姉さまに、腰に効くつぼを教えて頂いた。

手に触れられてドキドキしたのはここだけの秘密なのだ。

お運び下さったお客様、またいらして下さいね。

毎月16日は両国エンチョウ寄席。

定着させたいなあ。

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コメント

とっても楽しかったですよhappy01

また行きますね!


投稿: ひろみ | 2010年2月17日 (水) 17時03分

二人落語。
上下切って「向き合ってない二人」状態になってしまったの会話が、違和感なく進むところに、落語という芸の奥深さを感じました。
って難しいこと言うより何より、すごく楽しかった!scissors
腰痛、悪化させないようにお大事になさって下さい。

投稿: ゆう | 2010年2月17日 (水) 01時32分

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